2025/12/27 | Blog
ある特定の国からの観光客は肌感として間違いなく少なくなっている印象です。
その背景をめぐってはいろいろな意見があることも承知していますが、個人的には日本としての毅然とした姿勢を貫くべきだろうと考えています。
一方では明らかな偏向報道とも受け取られるような批判的な内容も多く見られるもので、そのような報道を見聞きするたびにその意味合いについて疑問視することになります。
思想は様々ともありここではそれについて深く追求する趣旨はありませんが、これを機に日本人として少しばかり考える機会を設けることは決して間違いではないだろうとも感じています。
仮にある特定の国に依存し過ぎる部分があるとすれば、その関係性に何かあるとやはり影響も決して小さなものではないのでしょう。
依存度合いが高くなるほどリスクは大きくなると言うことでしょうし、依存度が高いと思われる国外でのモノづくりについて今一度考え直す必要はあるように感じています。
日本国内における総合的なモノづくりは世界トップレベルと言っても過言ではないでしょうし、そのベースには優秀な頭脳から生まれる機械開発にもあるのかもしれませんが、やはり日本人が生まれ持つ感性面が背景にあるだろうと考えています。
同じ動作を繰り返す優秀なロボットにおいても、その中には日本人の細かな感性が織り込まれているものと考えていますので、必然的にそこから生み出される製品にもその感性が練り込まれているものと考えています。
それゆえ日本製品は使用していてどこか心地良いと感じられるものとも考えていますので、やはり国内製造することのメリットは決して小さくないのだろうとの感覚です。
日本国内の製造コストは確かに高いとは思われますが、価格以上の価値を伝えることが可能な製品開発は必須なのだろうと感じています。
2025/12/17 | Blog
工場については何度か記してきたものです。
仕事柄家具工場を見学させていただくことが多いのですが、まったく別のジャンルであっても工場見学は何故だか楽しいものです。
ANAにご縁があることからも飛行機の整備工場見学会には何度も参加していますし、この度は同様なご縁もあり電車整備工場見学も計画中です。
どのような現場でもやはり各々のプロフェッショナリズムが感じられるもので、その感覚が心地良さに結び付いているのだろうと感じています。
先日は機会があり特注ソファを製造しました工場に久しぶりに出向くことになったのですが、各々の部署における担当者との会話もまた楽しいもので、純粋に良いものをつくり出そうとする姿勢が感じられます。
既に20年以上同じ部署にて小型木部の組立作業を担当している女性とも久しぶりに会話することになったのですが、「この仕事が楽しいんです」と明るく答えられたことが印象に残っており、変わらず丁寧な仕事ぶりの源となることを確認したものです。
ヌードボディを完成させる内張りと言う工程においては、表皮材となるボディカバーの内側に隠れてしまう部分にも関わらずとても丁寧に作業しており、その状態が既に完成品のようにも見えてきました。
ボディ部分の裁断型を作成のうえ裁断する部署においては、デザインの段階で難しいと感じていた箇所のミニチュアモデルが置かれていたもので、各々工夫のうえ常に正確なモノづくりを心掛ける姿勢には嬉しくなりました。
裁断品を縫製する部署においては、雑音に影響されることなくその作業に没頭している姿が頼もしく感じられ、その丁寧な作業ぶりはまさしく工芸品の位置付けに匹敵するようにも感じました。
やはり可能な限り工場と触れ合う機会を設けることの必要性を再確認することになったもので、そこから生み出された製品について正確に伝える姿勢を常に持ち続ける必要があることも再確認することになりました。
2025/12/07 | Blog
ソファとテーブルについては過去に何度か記してきました。
ソファ前に設置するいわゆるセンターテーブルについては、それを必需品とする考え方は徐々に少なくなった印象にも変わりはありません。
実際の使用性において、そのテーブルに手を延ばすためにはかなり前屈みの姿勢をとる必要がありますので、少なくとも頻繁にその動作を繰り返す必要があるものを置くことは少ないと思われます。
一方では、ソファ前にラグやセンターテーブルを設置することによりインテリアとしての完成度がかなりアップすることも事実です。
ラグにおいても単なるインテリアのアクセントとの意味合いだけではなく、保温性や防音性・衝撃吸収等多くの機能がありますので、単なるお洒落ではない視点にて今一度考えてみても間違いではないとも思われます。
自身もソファ前には天然ウール素材100%となるギャッベを敷いており、輻射熱でお部屋を暖める床暖房の特性よりそれの使用中はラグや絨毯を敷くことは推奨されていないものの、ソファ前の一部でもありまた実際の使用性として蓄熱性も高まりますのでフローリング上よりもかなり快適なものです。
センターテーブルにおいてはあいにくスペース的な問題もあり設置していませんが、線が細いスティール製のトレイテーブルをサイドテーブルとして使用しています。
TVボードやダイニングテーブルはウォルナットの無垢材となることからも相応に存在感があるため、あえてその他の家具はプラスティックや線の細いスティール製として重厚感を和らげるように工夫しています。
つまり、デザイン性だけではなく素材にも変化を付けることでバランスを取っているのですが、やはり家具にはすべて機能が備わっていることからもあると便利なことは間違いありません。
その代表的なものがソファにて使用するテーブルにあると実感することが増えていますので、センターテーブル以外の選択肢も含めて検討しても良いのでは…と考えています。
2025/11/27 | Blog
最近対応させていただいたお客様より、ソファ屋さんや家具屋さんでソファの座面はやわらかいとへたりやすいとの説明を受けたとの内容がありました。
そのような説明をされていること自体驚きでしたが、確かにそのように感じられている方が少なくないことを実感することになっています。
理想形はやわらかいクッション性だが、早めにへたってしまうように感じるためそれに備えて若干硬めを選定する方が良いでしょうか?との質問です。
また、耐久性の観点からはやはり硬めのクッション性の方が望ましいでしょうか?との質問もありました。
つまり「やわらかいクッション性=へたりやすい」/「硬めのクッション性=へたりにくい」との感覚が一般的に受け入られているものと推測できます。
確かに高密度でありながらも低硬度のウレタンが開発されるまではそのような概念で間違いはなかったものと思われますが、現在はその限りではないことを先ず確認しておきます。
同じ体積であっても重量が軽いウレタン(いわゆる低比重ウレタン)を使用することにより、特にそれらの使用量が多いソファにおいてはコストを大幅に削減することが可能となります。
また、その使用量自体を極力減らすことによりコストを抑えることも可能になります。
それゆえ安価なソファにおいては、例えばアームトップ部を押さえるとすぐに下地の硬い部分を感じてしまいます。
張りぐるみタイプのソファは底面を除くボディのすべてがウレタンで覆われているのですが、その層が極端に薄いものは勢いよくぶつけてしまうと怪我をしてしまうなんてことも現実的に起こり得ます。
つまり、ソファにおいてウレタンはとても重要な位置付けになりますので、コストを抑えるばかりにウレタンの質や量に手を付けることは寛ぎの観点からは本末転倒になってしまいますので、その分良いソファは相応なコストが発生していることを認識すべきだろうと考えます。
2025/11/17 | Blog
写真との出会いは大学生時代までさかのぼります。
写真の原理を学ぶためにもピンホールカメラを自作しましたし、カメラを用いた授業ではフィルム現像から印画紙への焼き付けまで学ぶ機会に恵まれました。
カラーフィルムの現像は全暗での作業となることからも難易度が高くなることもありますが、純粋な写真を学ぶためにもモノクロフィルムを用いたものです。
それでも慣れないうちはその工程にて何度か失敗も経験しましたが、それだけにとても興味深く自身でもそれに必要な道具一式を買い揃えアパートの押入れを暗室代わりに作業していたことも思い出されます。(それらは現在も大切に保管しています)
現在のデジタル写真との大きな違いは、フィルムの場合は撮影枚数が限られることからも一枚一枚丁寧に撮影する必要があります。(「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」とはいきません)
既にその感覚は薄れてしまっていますが、このような一連のアナログ作業には相応に意味があったものと考えています。
カメラのファインダーを覗き込むところから始まり、印画紙への焼き付け作業が終わるまではどのような写真が撮れたか確認することは出来ません。
その点において現在のミラーレス一眼では撮影時におおよその仕上りも確認することが出来るようです。
既に一眼レフ機の時代は終了したものと思われますが、手に伝わるシャッターの僅かな振動や存在感のある音は何とも心地良いものがありますし、個人的には小さなファインダーを覗き込む撮影スタイルに大きな意味があるものと感じています。
液晶モニターでも確認することは出来るものの、レンズから入った光がレフレックスミラーを通して光学ファインダーに届けられる機構はカメラの原点のような気がします。
また、その小さなファインダーを覗き込み絵作りに集中することにより、味わいのある写真が生まれるものとも考えています。