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例年同様の書き出しになるのですが、早いもので新年のご挨拶も今回で13回目となります。

これを機に過去12回分を一度に読み返すことも慣例化しており、不思議なことにその当時の気持ちは今でも比較的はっきりと思い出すことが出来ます。

総体的には、決して明るい話題が多いとは言えない家具業界においても常にポジティブな気持ちで前進しようとの年始らしい意思表明が多いことにも気付かされます。

また、メーカーと小売店との関係性について触れることも少なくなく、ある部分では古い考え方が残っているのかもしれませんが、基本の部分は何とか維持したいとの気持ちが強くあるからです。

13年前と比較するとずいぶんと状況も変わっていると思われるものの、家具自体の需要が無くなるわけではないため、安価な製品だけに市場を占められることがないように取り組む必要がありそうです。

メーカーとしてその姿勢が必要であることは間違いなく、しっかりとしたモノづくりを行うことを前提としながら、やはりそれを広く知らしめる努力も必要になるのでしょう。

そのひとつはブランディングであり、知る人ぞ知るブランドも恰好いいものの、積極的に知ってもらうことにより本来ご使用いただけるはずのお客様の手元に間違いなくお届けすることが可能になります。

オーセンティシティにおいては、時折「知っていればこれを買ったのに…」とのお言葉を耳にすることがあるため、そのようなお客様を極力減らすこともメーカーとしての責務でもあるでしょう。

そして、オーセンティシティが未来永劫続く国産の立派な家具ブランドになるべく引き続き盛り上げていきたいと考えています。

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