「明けましておめでとうございます」

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昨年も同様の書き出しだったのですが、早いもので新年のご挨拶も今回で9回目となります。

毎年恒例になっている一年前の年初のブログ確認も行ったところ、旧年中の状況確認と言うよりも自身の意志確認の意味合いが強いことを再確認することになりました。

「おかげさまで」と表現することはふさわしくないとも思われますが、少なくとも家具業界においては絶好調の一年間を終えたと言える状況にないことは間違いありません。

常に厳しい現実を目の当たりにしながら前に進む意識にて取り組んでおり、そういう意味においては少しでも意識が緩むようなことも決してあり得ません。

それだけにある部分では「おかげさまで」との気持ちになるもので、今年においても変わらぬ強い意識を持ちながら邁進したいとの率直な気持ちです。

いよいよと言うべきか、来年4月には再度の消費増税が迫っており、また材料費高騰による更なる製品値上げも避けられない状況だけに、今年から来春にかけて相応に駆け込み需要が湧き起こる可能性は否定できません。

それには少なからず期待を寄せることにもなるのでしょうが、一方では既にその後のことを真剣に考えて取り組んでいる業界も少なくないようです。

増税や値上げ告知は購入動機のひとつになることは間違いないものの、本質的な動機とはかけ離れていることを常に意識することが大事なのでしょう。

高額品になればなるほど数%の違いでも大きな金額になるだけに、高額品が売れる環境になるとも思われるのですが、それだけに惑わされることがないように細心の注意を払う必要があることも確かです。

売り手の言うことばかりを鵜呑みにすると失敗する可能性も高くなりますので、製品の本質について知るためにも納得できるまで比較検討し、自分自身にて充分調べ上げることも必要になると思われます。

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