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自宅を新築される際には、コンセントの位置決めのためにもそれに関連するものや使用性について具体的に考えることになると思われます。

それは電化製品だけではなく家具にも言えることで、例えばそれらを置くTVボードや食器棚類については、そのタイミングにて買い替えを検討される方も少なくないようです。

また、食事をする空間は必ず設けられていることもあり、ダイニングセットにおいても比較的早い段階より検討される方が多いようです。

寝室においても同様で、そのタイミングで買い替えられるかは別としても、ベッドについても外すことが出来ないアイテムと言えるでしょう。

明確な空間としては同様にリビングルームも設けられることになるのですが、そこに設置されるべくソファにおいては相応に憧れは抱かれているものの、現実的な予算配分比率については伴っていないようにも感じています。

実際の声として、後の買い替えやすさのイメージからすると、ソファはその中に位置付けられることが多いことも理由の一つのようです。

結果として、仮に充分な予算がまわらないのであれば一時的に安価な製品を購入し、余裕が出来たころでまた買い替えればよいだろうとの意識になります。

しかしながら家具においては一旦タイミングを逃すと将来的な購入に結び付くことは現実的に難しいことも確かで、一生満足することなく妥協に占領されるものが家具と言っても過言ではないようにも感じます。

ここでは家具の中での優先順位について触れていますが、根本的な問題はもっと違うところにあるのかもしれません。

冒頭に触れた家電製品は家具にとって最大の強敵でもあり、予算配分の観点においてはむしろ負けることが多いのではないでしょうか。

それだけ魅力ある製品が多いと言うことでしょうし、技術革新による新製品も多く開発される性質もあると思われますが、家具においては別の意味で魅力ある製品開発が求められていると言うことなのでしょう。

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