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当初のシナリオ通りに事を進めることは容易なことではありません

しかしながら、事前準備の必要性との観点からはある程度これを組み立てておくことに越したことはないだろうとの認識です。

このことはいろいろな場面で共通することであり、最終の目標や落としどころがしっかりしているほど必要なものと言えるでしょう。

一方、あまりにもこれに忠実に進めようとするばかりに返って良くない結果を招くことも否定できず、相手が居る場合は特に臨機応変書き換えることも大事なことです。

これらはすべてが頭の中で行われることだけに、記憶力もまた必要になると思われますが、丸ごと暗記しようとの意識ではその容量にも限界があることが一般的です。

自身の場合は、大筋のシナリオを描きながらもいくつものパターンを想定しておくことにより、常に良い結果を導くことが出来るように心掛けています。

もちろん現実的には予想不能の反応も珍しくないもので、時には「想定外」との気持ちにもなってしまうのですが、それも結果的に良い方向に導かれる過程だと捉えれば必要なことだとの認識です。

そのように考えると、すべてにおいて「想定外」はないのかもしれず、そのような意識を持つことによりその場で慌てるようなことにもならないのでしょう。

どのような過程であろうと、その場でストーリーとして組み立てることにより自然と頭の中に入ってくることになり、それは丸暗記ではなく完全に理解したうえでの情報取得になります。

すべてがストーリーとして繋がっていることにより、どの部分を引っ張り出されても対応することも可能になり、そのことが更なる印象を与えることで記憶内容も更に強固なものへとなっていきます。

ある目標を達成するためには、一連の動作をストーリーとして組み立てることにより整合性もまた確保されるのだろうとの気持ちです。

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