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デザインワークにおいては、好調な時もあればそうではない場合も少なからずあるものです。

決して好調とは言えない日々が続くと、少なからず焦りにも似た感情を抱くことになり、そうなると気が付かないうちに悪循環に入り込んでしまうことも珍しいことではありません。

ひらめきやアイデアが潤沢に浮かんでこないことに焦りを覚えることはないのですが、それらがどれもシックリと来ない時はその限りではありません。

デザインは基本的に依頼人が存在するクライアントワークだけに、自分自身が決して中心ではないことに少なからず苦しみもあるものです。

デザインそのものよりも、むしろ周辺のことを多岐にわたって考える必要があるため、そのすべてにおいてクリアできるものを創造することは決して容易なことではないと言うことです。

一度は「これで行こう」との判断に至った場合においても、その形状やアイデアを図面化する過程で「やっぱりシックリ来ない」との感覚がわき起こることも少なくありません。

デザインワークには頭の回転スピードも必須になるのですが、一旦負のスパイラルに入り込んでしまうと、それも若干落ちてしまうことを自らが敏感に感じ取ってしまいます。

実際はほんの僅かなスピードダウンなのかもしれませんが、それが大きく影響してしまうことを経験上知っているだけに恐怖にも似た感情さえ抱くことになります。

結果として体調にも影響を及ぼしてくるだけに、その状態から早く抜け出したいと必死にもがくことにも繋がります。

そんな時にふと満天の星空を眺めると、自身のデザインの源はそのような環境下にあることを再認識することになるもので、完全に忘れていたそこに立ち返る重要性に気付かされることになります。

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