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テレビの前に居る時間は少なく興味も薄い方ですが、いろいろなジャンルのプロが査定するバラエティー番組は珍しく録画して観ることが多いものです。

査定されるプロの皆さんの共通点としては、やはりその説明の分かりやすさにあり、作品の手直しを行ったり、お手本を見せたりすることにより更に説得力が増すものです。

時には笑ってしまうくらいに上手なお手本を示されることがあり、レベルが違い過ぎることには思わず「やり過ぎでしょう」と声に出してしまうこともあります。

皆さんその道のプロとして一流だと感じるのですが、偉ぶることなく多くの作品に対して良い点を指摘しながら褒めることも忘れてはいません。

一見すると優れているとは感じ難い作品においても、その中のどこか一点でも優れている点があれば、それについては最大限の褒め言葉があるものです。

そのあたりが見ていて心地よく感じられる部分であり、ジャンルを問わずそのようなプロに教わってみたいとの素直な気持ちにもなってしまいます。

このような一般的な視聴者の目線とは別に、やはりどのようなジャンルであっても本物のプロフェッショナルに触れること自体に心地よさを覚えることになります。

この何とも言えないすがすがしい気持ちは、もしかするとかなりハイレベルなところで初めて抱くことが可能になるのかもしれませんが、家具における自身に置き換えて学ぶ部分もありそうです。

決して上から目線ということではなく、家具については分からないことが多いだけに、特に一般の方々に対しては丁寧に分かりやすく教えてあげる意識が必要になるのでしょう。

そのような視点で見たときに、誰にでも分かりやすく説明出来るスキルを身につけるためにも、長い経験と深い知識に裏打ちされた絶対的な自信はプロフェッショナルとしての必要不可欠な要素になるのでしょう。

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