カウチの歴史をさかのぼれば、古代ギリシャ時代までタイムスリップすることになります。
市民家庭において既にその原型となるものが使用されていたのですから、寛ぐための寝椅子として自然とその形状が生まれてきたことをうかがい知ることが出来ます。
そのように考えると、カウチと言われるものは少し横になって寛ぐためには本来必要なアイテムになるのかもしれませんね。
椅子も食事や各種作業を行うための必需品ですが、それだけに長時間腰掛けていることは寛ぎにならないと言うことでしょうし、カウチまでは必要なくともやはりソファは必要な家具であることは間違いないようです。
元来カウチと言うものは単体にて使用されていたものですが、一般的なソファにこの機能を有した縦長のソファをL字形に組み合わせることによりカウチソファなるものが生まれてきたもので、その贅沢感あふれるスタイルに憧れを抱かれる方が多いことも事実のようです。
最初にその憧れを実現するタイミングは、念願の自宅新築時やマンション購入時なのかもしれませんし、現実的にいろいろと探し始められることになるのでしょう。
しかしながらここで最初の大きな問題に直面することになります。
カウチソファは2台をL字形に並べることが一般的であることからも、その大きさや形状からも設置するスペースの問題が少なからず生じます。
その際にはコンパクトなカウチソファが必要になるものの、あまりにも小さ過ぎると本来のカウチの意味がなくなってしまいます。
そのような場合は実際腰掛けたり横になったりするスペースとなる有効面積を大きく減らすことなくそれを実現することが重要になりますので、構造的にはウッドフレームタイプがその欲求を満足させることになるのです。