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日本では全国的に酷暑が続いており、地球規模で見ても明らかに異常だと言える気象状況があるようです。

我々の子供時代の概念は既に通用しないことが増えており、半世紀も経過していないところでの地球規模の変化だと考えれば、あまりにもスパンが短すぎるようにも感じます。

記憶に新しい西日本豪雨が各地にもたらした甚大な被害状況においても、明らかにその頻度が高まっていることも間違いないのでしょう。

多少なりとも地球温暖化が影響していることは確かなようで、その責任はこの地球を我が物顔で酷使している我々人間にあることは否定できません。

その原因としてどのようなことが考えられるのか、この半世紀の間に何が変わったのかについて思い起こしてみると何となく見えて来そうな気がします。

先ず思いつくこととして、かつては耐久消費財だった一部のものが短期間で使い捨てされることが当たり前になってしまったようです。

その理由としては、そのものの価格が当時と比較すると考えられないくらいに安くなってしまったことにあり、このことは生活するうえでとても有難いことのようですが、大きな落とし穴があったことは間違いありません。

当然のこととして、そのもの自体は価格相応の製品と言うことができ、使う人の意思とは関係なく短寿命で終わってしまうことがほとんどです。

比較的容易に購入できることもあり、そのものに対する愛着と言った感情も希薄だとも言え、結果として大事に使用しないことも短寿命に追い打ちをかけることになっているとも言えるでしょう。

家具は典型的なものであり、先ずは価格相応の製品であることをしっかりと認識したうえで、そのことにより起こるべく事象についても他人事ととらえることなく具体的にイメージすることが大事になっているものと考えます。

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