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世の中は当たり前のことが大半を占めており、当たり前のことですがだから当たり前と言うことなのでしょう。

それだけに、たまに当たり前ではないことが起こると、意識はグッとこれに向くことになります。

「なぜ?」・「どうして?」のように疑問視することから始まることも多く、そのような内容はどのような形であっても最終的に解決する必要性があることからも意識が集中することになるのだと思われます。

そしてそれらの事象においても、上記を繰り返すことによりやがては当たり前のことに移行していくのかもしれません。

そのように考えると、今は当たり前のことであってもその前はそうではなかったのかもしれませんし、多くの場合は当たり前ではないことが起源だとするとその中にも少なからず問題点をはらんでいる可能性があります。

当たり前のことは既成概念と置き換えることも出来るでしょうし、良く言われることですがこれに縛られ過ぎると思わぬ落とし穴もあるのでしょう。

いろいろなことにおいて既成概念との意識を持っていない子供たちからは、時にはハッとするような質問も飛び出してきます。

「そう言われれば確かにそうだなぁ」と感じることも少なくなく、いつしかそのような気持ちを失ってしまった自身について考え、時には戒めることもあります。

このことはデザインについても言えることであり、常にその意識が必要とは限りませんが定期的に見直す必要性もありそうです。

しかしながらデザイナーは前衛的なアーティストではないことからも、ある部分ではいわゆるオーソドックスな部分も意識しながら取り組まなければいけないのでしょうし、目的は今現在や近い将来に必要なものを生み出すことにあることを再確認しているところです。

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