「本末転倒」

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ソファを選定される場合、その表面積が大きいこともあり表皮材となる張地選定には相応に慎重になるべきだろうと考えています。

一方では、自由に交換可能となるカバーリング仕様であれば、それほど神経質になる必要もないのだろうとも考えています。

相反する表現のようですが、この頃合いが大事になるもので、それが崩れてくると時には滑稽に感じられることも生じるようです。

これは過去に実際耳にしたことで、デザイン性にも相応にこだわりを持たれていることからも機種選定には相当時間を要し、その後の張地選定においても同じくらい時間を掛けてようやく決まったとのことでした。

無事納品され、その後しばらくして別の家具納品のために再訪問したところ、ソファ全体に大きな布が被せられており、ソファのデザイン性も張地も何も見えない状態になっていたとの内容です。

大事に使用されるばかりにそのようなことになってしまったようですが、あれほど時間を掛けて選定されたデザイン性も張地もまったく見えなくなっていることもあり少しばかり残念に感じたとの内容もありました。

確かに、「あれほどまでに時間を掛けて選定されたものは何だったのだろう」との気持ちにもなりそうですが、そこは残念ながら説明不足だったと言わざるを得ません。

ご家庭におけるソファは基本的に寛ぐための道具となることもあり、あまりにもかしこまり過ぎると充分な寛ぎを得ることが出来ません。

しかしながら、価格的にも一切気にしなくてもいいくらいの製品では充分な機能が備わっていないことが一般的です。

ソファにおいては相応な緊張感の中に充分な機能が備わっていることが大事だろうと考えており、オーセンティシティソファにはそれがすべて備わっているのですが、ソファ選びにおいては何よりも本末転倒にならないようにアドバイスすることだろうとも考えています。

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