「相談」

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インテリアコーディネイトにおいては、製品知識が何もないことや自分自身のセンスを不安に感じられ専門家に依頼されるケースは少なくないのだろと思われます。

一方では、ご自身でそれを楽しまれる方々も少なくないことも感じられ、そのために必死で勉強され知識を高められる姿勢は共通しているようです。

結果として出来上がったどちらのインテリアが正解とも言えないものの、少なくとも後者のほうが個性的でご自身にマッチした空間になることも共通しているようです。

このように、仮に専門家でなくとも相応に知識を高めることにより大失敗とのインテリアにはならないのでしょうが、更に専門知識を必要とするような設計には素人が手を出すべきではないでしょう。

そのために公の機関による資格制度も設けられているのですし、それゆえその場合はその道の専門家に相談することになります。

それ自体は当然必要なことなのですが、専門分野以外においてもその流れで相談することは如何なものかとの感覚を持っています。

例えば建築設計において、室内に設置される家具においても建築士がそれを行うことも珍しいことではないようです。

空間を完成させる意味において家具も建築の一部でありそれも含めてひとつの作品だとすればそれも当然の行為かもしれませんが、似ているようで違うものが家具だろうとの考え方も持っています。

個人邸であればそれは施主のものですし、そこで暮らす人間の生活が最も大事になりますので、仮にそのことが最優先との位置付けとならない環境にあるとすれば、結果として相談は控えるべきなのかもしれません。

無意識のうちに、家具においてもご自身の建築物の一部として捉えられている可能性も否定できないため、とても難しいことですが相談者の見極めも必要になるのでしょう。

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