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ご新築やマンション購入を機に、インテリア全体のコーディネイトをプロに依頼される方も少なくないと思われます。

元来その需要があったため、専門家を育成する学校や資格制度も生まれた背景もありますので、決してそれ自体を否定するものではありません。

すべてを丸投げされる施主様も居るかもしれませんが、多くの場合はそれを機にご自身でもいろいろと勉強されることが共通しているように感じられます。

具体的な製品についてもご自身の足でいろいろとご覧になる方も少なくないようで、当初よりまったくの先入観がないこともあり結果としてプロが知らないようなものを見付けられることも珍しくないようです。

その過程ではアイテム別に気に入られたものにもめぐり会うことになるのでしょうが、それらを最終的には上手にまとめ上げる必要があることからも、やはりその点においてプロの存在は必要なのでしょう。

問題はそれらの売買にも関わってくることだと考えており、そのようにしなければいけない背景があることは比較的耳にすることです。

これはデザインにおいても良く言われていたことであり、特に日本の場合は家具デザインに対するソフト面に対する意識が低いように感じられます。

結果としてそれに対する対価が支払われなかったり、とても安価に済まされたりと、このようなことも相変わらず存在することを耳にすることになります。

同様なことはインテリアコーディネイトの世界でも見られるようで、ソフト面に対する充分な対価が認められにくいこともあり、結果として製品の売買にも関わってくることにあるようです。

時にはそれが主な収入源になることも珍しくないようですが、やはり直接やり取りを行うことによる施主様へのメリットはとても大きなものがあり、何よりもそれが施主様にとって間違いのない選択になることを強調しておきたいと思います。

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