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オーセンティシティソファのようなウッドフレームタイプは、脚部もデザインの中に完全に組み込まれています。

 

いわゆる脚無しデザインと言われるようなロータイプのものは文字通り脚部との概念はないのかもしれませんが、ソファにおけるその位置付けは決して軽視できない部分との認識です。

 

昨今はお掃除ロボットを活用される方が急増している印象で、ソファの下もそれが通るだけの空間を設けたいとのご要望も多く、その場合は一般的に100mm以上の空間が必要になります。(※一部の機種は140mm以上必要)

 

オーセンティシティソファの場合はその趣旨ではないもののデザイン性の観点より概ね120mm程度の空間がありますのでその点において問題はありません。

 

一方のいわゆる張りぐるみタイプと言われるソファにおいては、脚部の扱い方は少しばかり違ってきます。

 

それをインセットさせ、またソファの陰に落とし込むように黒色とすることにより、あえて存在感を消すことでソファ自体が浮いているように見せる場合もあります。

 

反対に、外側の角部分に取り付けることによりそれ自体を目立たせデザインのアクセントとする場合もあります。

 

その素材も様々で、ウォルナットやブラックチェリー等の木製だけではなくステンレスやジュラルミン(アルミ合金)・真鍮と言ったような金物もあれば、それらを融合したようなものもあります。

 

強度面や表現方法として金物でなければ難しいものもありますし、一方では木製でしか表現できないテイストや存在感もあり、またインテリアのテイストにマッチさせるためにそれらより選定することになります。

 

ソファにおける比率は小さいものの、脚部の役割は予想以上に大きいとも言えますので、そのような視点にて全体のデザイン性とのマッチングを見ていくとソファの本質が見えてくるかもしれません。

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