例年同様の書き出しになるのですが、早いもので新年のご挨拶も今回で15回目となります。
これを機に過去14回分を一度に読み返すことも慣例化しており、ちょうど一年前には首都圏一都三県には緊急事態宣言が再発令されるタイミングだったことを再確認しているところです。
その後その猛威はピークを迎えたもののワクチン接種も着実に進んだこともあり全国的にかなり沈静化していたのですが、昨年末より新たな変異株となるオミクロン株が忍び寄っている感じで、それも年明けには一気に拡大する様相になっています。
個人的には大丈夫だろうと楽観視していた第6波の様相が顕著になってきた感じですが、この一年間の経験は決して無駄ではなかったと信じたい気持ちです。
コロナ禍により働き方は大きく変わったようで、ご自宅で過ごす時間が長くなったことによりソファの需要も高まっているのでは…との質問を受けることも少なくありません。
確かに一部ではそのような声も耳にすることになり、買い替え需要が少なからず見られたことも事実ですが、一般的に言われるほどの感触は抱いていないことも事実です。
比較的手の届きやすい価格帯製品においてはその恩恵を大いに受けたことも耳にしており、その場合はおそらく現状よりは改善させることを意識しているように思われます。
これは当然のことですが、更に意識を高めることにより現状と比較するのではなく絶対値として改善しようとする方向性になることも感じています。
そうなると相応に価格帯もアップしますので、かなり慎重に選定する必要があることからもコロナ禍はきっかけに過ぎず、これとは無関係のところで動かれることになるようです。
2022年においてはコロナ禍も確実に収束に向かい、家具業界においても良い年となることを祈っております。