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ソファにおいては、一般的には常に移動させることは少ないと思われます。

しかしながらいわゆる脚無し仕様の場合は、そのわずかな空間に入り込んだ埃等の掃除をするためには移動する必要があります。

オールウレタン仕様のような軽量のソファにおいては簡単に移動させることも可能でしょうが、通常は相応に重量があるため少なくとも一人で持ち上げて移動させることは難しいものです。

そこで考えられる方法としては、脚部の底面にフェルト等を貼り床面上を滑らせて移動させることになります。

その場合においても、脚部底面の接着面積が相応になければ直ぐに剥がれてしまいますし、ゴミ等が噛んでいる可能性もありますので床面への傷付けには充分注意する必要があるでしょう。

そのようなことからも、やはりソファの足下は少なくとも掃除機のヘッドが入るくらいの空間がある方が衛生面の観点からも望ましいと思われます。

また、高耐久なソファほど重量が重くなり、ソファ重量と耐久性は比例するとの考え方もあるものの、いくら重量物であったとしても脚部底面にフェルトのような滑る素材を貼り付けてしまうと、腰掛けるたびに少しずつですが動いてしまいます。

ほんのわずかに動くくらいは問題ないだろうと考えがちですが、腰掛けたり立ち上がったりする動作は常に一定なこともあり、その積み重ねは意外と大きな距離になってしまいます。

例えばカーテンとの距離を一定に保ちたいにも関わらず、徐々に近付いたりそれとの関係性が平行ではなくなったりすることは多少なりとも気になるものです。

都度直すことも面倒ですし、ソファにおいては基本的に容易に滑ることがないような素材を貼り付けることによりしっかりと設置させることがお勧めですので、やはり移動させることなく掃除が出来るくらいの最低限のクリアランスは欲しいところです。

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