長期的な視点によるクッションメンテナンスについては過去に記したことがあるのですが、今回は良好な状態で永く使用いただくためにも日頃のメイキングについて記したいと思います。
オーセンティシティソファにおいては、座/背/アームクッション共に最高品質のハンガリー産スモールフェザーが贅沢に使用されています。
フェザーだけでは体を支えることが出来ないため、アームピロークッションを除きその内部には適宜に積層された高密度ウレタンが仕込まれており、またそれに使用するウレタンの種類や積層具合により座り心地を調整していることからも、若干のカスタマイズも可能な仕様となります。
更に、座クッションを支えるベース部にはイタリアトップメーカー製のウェビングテープが使用されており、これによりふんわりしっとりとしながらも安定感のある座り心地を表現することになっています。
デザイン性も重要な要素ですが、ソファにおいては座り心地が生命線と言っても過言ではなく、それらが程よく融合したものがオーセンティシティソファなのです。
ソファの骨格となるウッドフレーム部は、これにもまた上質~最高級の無垢材が適材適所に用いられており、しっかりしたつくりからも普通に100年以上使用することも可能でしょう。
そうなるとやはりクッション部分のメイキングが大事になり、この部分は一生ものとは言えませんがそれら交換時期を可能な限り延ばすためにも、また日々最高の座り心地を得るためにも少しばかりのメイキング作業が必要になります。
主にフェザーの状態を整えることにあり、それはいくつかの部屋に仕切られ吹き込まれているのですが、完全に密封された部屋とはならないことからも主に荷重が掛かる部分よりそれ以外の部屋に多少なりとも移動してしまいます。
それはカバーより一旦取り出すことにより比較的容易に戻すことが出来ますので、ひとつの目安としてクッション形状が綺麗ではなくなった際に綺麗に整えることを意識して行うと宜しいかと思われます。