「ソファ用センターテーブル」

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ソファにおいては、古くは応接セットのように言われたことを思い出します。

一部の住宅には玄関より通ずるお客様用の応接室なるものもあり、そこには対面でソファが設置され、更にその間にはセンターテーブルも設置されていた光景も懐かしく思い出されます。

そのような役割とは大きく違ってきているものが現在のソファとなり、基本的にご家族にていろいろな姿勢で寛ぐための家具となります。

必ずしもきちっと腰掛けるだけでもないため、それによりソファ前に設置されることがお決まりだったセンターテーブルの需要も徐々に減ってきたようにも感じられますが、一方ではやはりテーブルは必要との認識が残っていることも事実です。

これにはもちろん機能性もあるものの、ソファ前に設置することのセットでのバランス面も背景にあるものと思われます。

ソファ前に敷かれることが多いラグや絨毯とも関係性があるようで、リビング内にそれらを設えることによりリビングが完成するとも言えるかもしれません。

フローリングの上にソファをポツンと設置した場合、何だかソファだけが浮いてしまい文字通りプカプカ浮いてしまっているように感じられますが、その前にラグ等を敷くことにより一気に落ち着くものです。

更にはその上にセンターテーブルを設置することによりセットとしてバッチリ決まってくるのでしょうが、一方ではソファ前に設置するセンターテーブルの実際の使い勝手について疑問視される声が少なくないことも事実です。

例えば飲み物を取る際にはかなり前屈みの姿勢を取る必要もありますので、それであれば手元で機能を満たすものが良いとの理由によりソファに引き込んで使用可能な小さなサイドテーブルの需要もあるものです。

しかしながら飲み物を倒すことでソファを汚してしまうような手元ゆえのデメリットも存在しますので、設えの観点よりソファにマッチするセンターテーブルも今一度見直してみては如何でしょうか。

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