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現在はウォルナット無垢材のダイニングテーブルを使用しています。

天板は一枚板ではなく幅剥ぎ仕様となるものの、厚さは30mmあるためサイズ感の割にはがっちりとした印象となります。

天板の仕上げはオイル風に見えるウレタン仕上げとしており、個人的には現実的に最も使い勝手が良いだろうと考えています。

相応に愛着を持って大事に使用しており、もちろん食器類を直接置くようなことはないものの、5年も使用すると気が付けば相応に細かな傷が気になるようになっています。

それを防ぐためにと、天板全体にテーブルクロスや透明のビニールシート等で覆ってしまうことも選択肢かもしれませんが、それであれば最初から樹種や仕上げにこだわる必要もないのでしょう。

家具ゆえ使い込むにつれて相応に傷付いたりもしますが、それも含めて楽しむことが出来るものが本当に良い家具とも言えるでしょうし、傷付きを気にし過ぎることは本来の機能性として本末転倒になってしまうものとも思われます。

ソファにおいても同様だと思われ、悩んだ末に選定された張地なのに、汚れを気にするばかりにオーバーカバーで覆ってしまってはデザインも張地もまったく関係なくなってしまいます。

極論を言えば、大事にするばかりに使用することなく置物として眺めて楽しむようなこともあるのかもしれませんが、少なくとも家具においては使うことが製品に対する思いやりのようにも感じます。

個人的には極力新しい状態をキープしたいと考えるタイプともあり総合的にモノは大事に使う方だと思うのですが、直ぐに壊れることがない良いものをしっかりと使うことを心掛けることにより本来の機能性を発揮できるものと考えています。

良く言われることですが、家具と共に成長すべく使い込むことが自然でしょうし、ある段階では完全にリペアできるような仕様であれば更に安心して使い続けることが出来るのでしょう。

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