「消耗品」

ソファのイメージとして、最も多いものに耐久性に対する懸念があるように思われます。

座面等が直ぐにヘタってしまうと思われている方がとても多く、それゆえそれほどまでに高額なものは必要ないとの意識になるようです。

その背景としては、何と言っても実際そのような製品が氾濫していることにほかならず、これはメーカーサイドに問題があると言っても過言ではありません。

卵が先か鶏が先かとの議論になってしまいそうですが、そのような製品があまりにも多く結果としてソファには大きな期待を寄せることがなくなってしまったように感じます。

尚且つ、ソファの価格帯についても良からぬ常識を植え付けることになったものとも考えています。

何処に根拠があるのか分からないのですが「安くなければ売れない」との意識がメーカーサイドに定着したことが背景にありそうで、これは一般消費者の責任ではなくすべてはメーカーにあるとも考えています。

何よりもメーカーとしての使命とも言えるユーザーのことを真剣に考えていないことに発端があるのでしょうし、その点において無責任な製品開発及び市場への供給責任を問われるべきでしょう。

このような背景もあり、オーセンティシティソファの価格帯は一般的に高額な部類に分類されてしまうため、そのクオリティに充分見合ったものであることをご理解いただくための詳細な説明は欠かせません。

その結果としてほとんどの場合はご理解いただけることになるものの、一方では「もう少しでもスタートラインが上の方にあるといいのに…」と感じてしまうことも事実です。

一般消費者の意識を変えることは容易ではありませんが、企業努力を継続することにより少なくとも「ソファ=消耗品」との認識が少しでもなくなるように引き続き活動したいとの気持ちです。

「ファブリックとレザー」

ソファの張地として、ファブリックとレザーの選択肢で迷われる方も見られ、「どちらの方がソファに向いているのでしょうか?」との質問を受けることもあります。

一般的に、レザーの方が汚れにくいとか、お手入れが簡単とか、比較的メンテナンスが楽との意識を持たれている方が多いようです。

一方、ファブリックは汚れやすいとか、ほこりがたまりやすいとか、ともすれば良いイメージを持たれていないことも珍しくないようです。

結論から言いますと、少なくともどちらの方がソファの張地として向いているのかとの単純な論点にはならないと言うことです。

オーセンティシティソファのように、フェザーをたっぷりと使用されたストローのある座り心地の場合は、その分空気の抜けが必要になりますので、均等に抜けるファブリックの方が向いていると言えます。

レザーの場合は、素材自体空気が抜けることはありませんので、見えない部分をファブリックとしたりメッシュ鳩目等にて空気穴を設けたり、素材自体にパンチングにて無数の小さな孔を設けたりと、相応の加工が必要になります。

従って、硬めでストローク(沈み込み)が少ない座り心地の場合は空気の抜け量は少ないこともあり、その点レザーであっても問題ないとも言えるでしょう。

何よりも、レザーの場合はそれ自体の素材感により程よい緊張感が漂いますので、そのような空間づくりには適していると思われます。

それとは対照的に、ご家族で気兼ねなくゆっくりと寛ぐことを主目的とするのであれば、やはりファブリックの方が適していると思われます。

レザーには感じられない温かみに加え、組成や織りによる様々な触感もありますし、お手入れの観点では脱着式の仕様であればクリーニングも可能ですので、ある意味清潔に保つことも可能です。

要するに、ライフスタイルによりそれに適したものがあると言うことですので、単なる素材の比較やメンテナンス性にとらわれることなく総合的に選定されることをお勧めします。

「コミュニケーション」

家具業界に限らず、いわゆる訪問にて行う通常の営業活動はままならない状況が続いているようです。

そのような状況からもオンラインによる商談を試みる動きもあるようで、これが永続的に行われるとは思われないものの、これを機に営業のスタイルも多少なりとも変化するのかもしれません。

当方においてもビデオミーティング等を行う機会が少しばかり増えてきており、その便利さともどかしさを感じているものです。

何と言っても遠方であっても容易に繋がることが出来ることは最大のメリットでしょうし、通常の電話では伝わりにくいニュアンスも明らかに伝わりやすくなります。

一方では、多少なりとも生じるタイムラグや資料の共有にはもどかしさを感じることも確かですが、特別な理由もなく緩く繋がるような家族間のやり取りではとても重宝するものです。

これも慣れの問題かもしれませんが、仕事で使用する場合にはやはり実際顔を合わせて話さなければ伝わるものも伝わらないと考えてしまう世代であることも否定できません。

ともかくも何もしなければ良い方向に向かうことは現実的にあり得ませんので、このような時期においても何らかの働きかけは必要になるのでしょう。

新規開拓は難しい状況からも、可能性としてはやはり既存の状態を強化することになると思われ、その効率面においても吟味する必要がありそうです。

少なくとも一昔前の概念は通用しない時代に益々なっていくものと思われますので、世代を言い訳にすることなく積極的に取り組む必要があることも間違いないでしょう。

時代に伴い各種ツール等が変わったとしても、最終的には人間の気持ちが大事であることに変わりはないと思われますので、やはりコミュニケーションは今後においても大事にしていきたいと考えます。

「価格バランス」

予算もありますので、価格は重要な判断基準になることは間違いないでしょう。

それゆえ最初から選択肢より外されることも少なくないと思われますが、ボーダーラインよりも少しばかり範囲を広げる意識は失敗しないためにも必要だと思われます。

家具においては特にその必要があるだろうと考えており、時には一旦そのボーダーラインを無視することも悪くはありません。

そのタイミングで購入することは出来ないかもしれませんが、将来的な視点で目標値を定めておくことは多岐に渡り良い影響を及ぼすようにも感じています。

「いつかは手に入れたい」と思えるような家具があるととても楽しいものですし、それにマッチする環境を整える準備もまた楽しいものです。

必然的に同等レベルの製品にて環境を整えることになりますし、その過程では知らないことを知ることになったり、もっと知りたいと勉強することになったりと、結果としてモノを見極める力を高めることに繋がるようにも思われます。

もしかすると、自分自身は気が付いていなかったインテリアに対する興味を発掘することになるかもしれませんし、そのような見方がいろいろな面において役立つかもしれません。

家具においては、外観上大きな違いは感じないものにおいても、その中身を知ることによりそれに注ぐ意識は一変する可能性があります。

結果として当初は分からなかった外観上の明確な違いも分かるようになりますし、そのレベルに達すれば良いものでなければ満足できないようにもなります。

目が肥えるとも言えるのかもしれませんが、良いものの共通点はデザイン性も優れており、仮に似たようなデザインのモノであっても似て非なるものであることが直感的に分かるようになります。

それにより価格バランスも分かるようになりますので、単に予算オーバーとの視点だけではなく一歩踏み込んでみると見えないものが見えてくると思われます。

「絶対的なクオリティ」

時折、趣旨が不明なメール等を頂戴することがあります。

一見すると相応に詳細な内容の記載もあるものの、肝心なところの情報がまったく欠落していることからも頭を悩ませることになります。

それに対して返信するものの、更に同じ内容の返信が返ってくることからも、おそらく何か悟ってもらいたいのかもしれません。

周辺状況をいろいろと検証してみたところ、それらが扱われている販売店様に行かれているようで、そちらにてしっかりと接客も受けられている様子もあります。

結局のところは、メーカーであれば価格面も含めて何かと融通が利くように思われているようですが、それはある意味まったく正反対であることをお伝えすることになります。

それに対してはとても不満そうな反応が返ってきたり、その後は音信不通になったりと、期待していた回答を得られないことに満足できない様子は感じられるものの、やはりここはしっかりと見極めたいとの気持ちになります。

大前提として、製品自体の価値を認められたうえで本当に気に入られているのかということがあります。

稀に価格面(値引き率)の比較だけで判断される方も見られますので、そのような場合はそれに巻き込まれることのないように注意深く距離を置くことも必要になるのです。

オーセンティシティ家具においては、やはりその価値を充分認めていただくことが必要になりますし、価格面についても重要な判断基準になることも事実ですので、その整合性についてご理解いただくことが大事になります。

そのように考えると、やはりきめ細やかな説明が必要になるのでしょうし、充分納得いただけるように説明できる背景として絶対的なクオリティがあることを再確認しているところです。