ソファとテーブルについては過去に何度か記してきました。
ソファ前に設置するいわゆるセンターテーブルについては、それを必需品とする考え方は徐々に少なくなった印象にも変わりはありません。
実際の使用性において、そのテーブルに手を延ばすためにはかなり前屈みの姿勢をとる必要がありますので、少なくとも頻繁にその動作を繰り返す必要があるものを置くことは少ないと思われます。
一方では、ソファ前にラグやセンターテーブルを設置することによりインテリアとしての完成度がかなりアップすることも事実です。
ラグにおいても単なるインテリアのアクセントとの意味合いだけではなく、保温性や防音性・衝撃吸収等多くの機能がありますので、単なるお洒落ではない視点にて今一度考えてみても間違いではないとも思われます。
自身もソファ前には天然ウール素材100%となるギャッベを敷いており、輻射熱でお部屋を暖める床暖房の特性よりそれの使用中はラグや絨毯を敷くことは推奨されていないものの、ソファ前の一部でもありまた実際の使用性として蓄熱性も高まりますのでフローリング上よりもかなり快適なものです。
センターテーブルにおいてはあいにくスペース的な問題もあり設置していませんが、線が細いスティール製のトレイテーブルをサイドテーブルとして使用しています。
TVボードやダイニングテーブルはウォルナットの無垢材となることからも相応に存在感があるため、あえてその他の家具はプラスティックや線の細いスティール製として重厚感を和らげるように工夫しています。
つまり、デザイン性だけではなく素材にも変化を付けることでバランスを取っているのですが、やはり家具にはすべて機能が備わっていることからもあると便利なことは間違いありません。
その代表的なものがソファにて使用するテーブルにあると実感することが増えていますので、センターテーブル以外の選択肢も含めて検討しても良いのでは…と考えています。