良いと思っていたことにおいても、もしかするとそのように感じられていないこともあるかもしれません。
この程度のことは…とは思っていても、もしかすると大きな事として受け取られているかもしれません。
これは価値観の違いも背景にあるかもしれませんが、すべてにおいては関係構築が不十分だったことが要因と言っても過言ではないような気もします。
そこには時間的な要因もあるかもしれませんし、仮に充分な時間がなかったとしてもその密度や内容により必要最低限は構築できた可能性もあります。
多くのお客様と接する機会が増えているのですが、稀にそのような事象が発生した際に振り返ると何らかの関連性も見えてきます。
最も多いものとしては、最終的に何らかの形で価格交渉が伴うものになります。
もちろんそれ自体が悪いことだとは思っていないのですが、その部分のウェイトが高くなると良い結果を生まないことが共通しているようです。
このことは値引きがサービスのすべてのように捉えられることに原因があるのかもしれませんが、それだけにサービスとはそれに尽きるものではないことを常に心に留めています。
具体的には、単に製品についてのみならず、広く暮らしぶりにおいても何か気付いていただけるような内容をお伝えすることもとても重要なサービスだろうと考えています。
特に家具においては生活と大きな関わりを持っていることからも、今まで気付けなかったことに気付きそれを実践することにより更なる幸せが訪れる可能性もあります。
このような家の道具に携わることはとても幸せなことですし、今後においても上質な本物の家具を通じて多くの方々の幸せに少しでも貢献することが出来るように取り組んでいきたいとの気持ちを新たにしているところです。