「ファーストインプレッション」

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ソファの張地については、展示品ズバリを選定されることは珍しいことではありません。

 

一般的には小さな生地サンプルを見ただけで実際張りあがった完成形をイメージすることは難しいもので、それゆえサンプルは大きいことに越したことはありません。

 

それでも限界がありますので、例えば検討中の張地にて実際張りあがったソファ写真があればかなりイメージしやすくなります。

 

それが同じモデル/サイズとなるソファであれば更にイメージの精度は上がりますので、この点において多くの製造実績を作ることが必要なのでしょう。

 

もっとも、選定可能な張地の種類が5種ほどに限られるのであれば、全種類の張地で張り上げたソファ写真を準備するだけで済むのですが、選択肢の幅を広げることにより同じモデルであっても違う表情を見せることになりますので、それがある意味ソファの醍醐味とも言えるのかもしれません。

 

ソファの代表的な表皮材としてはファブリックに限られることもなく本革の選択肢もあり、またこれの種類や色数も豊富なことからも、同じモデルであってもまったく違う印象を与えることが出来るのです。

 

更に、ソファは見て楽しむ家具ではなく寛ぎの機能を有するものゆえ表示材の質感や触り心地もとても重要な要素となることからも、その点においてもその選択肢が広いことに越したことはないのです。

 

ファブリックの場合はやわらかいタッチが好きな人も居ればパリッとしたタッチが好きな人も居ますし、また本革の冷たい感触やそこから醸し出される高級感や緊張感が好きな人も居ます。

 

また設置される場所によって表皮材が与える印象も違ってきますので、そうなるとかなり迷うことになると思われます。

 

いずれにしても、ファーストインプレッションは意外と大きな要素になりますので、各種選択に迷った際にはこれを信じても間違いは少ないようです。

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