ある特定の国からの観光客は肌感として間違いなく少なくなっている印象です。
その背景をめぐってはいろいろな意見があることも承知していますが、個人的には日本としての毅然とした姿勢を貫くべきだろうと考えています。
一方では明らかな偏向報道とも受け取られるような批判的な内容も多く見られるもので、そのような報道を見聞きするたびにその意味合いについて疑問視することになります。
思想は様々ともありここではそれについて深く追求する趣旨はありませんが、これを機に日本人として少しばかり考える機会を設けることは決して間違いではないだろうとも感じています。
仮にある特定の国に依存し過ぎる部分があるとすれば、その関係性に何かあるとやはり影響も決して小さなものではないのでしょう。
依存度合いが高くなるほどリスクは大きくなると言うことでしょうし、依存度が高いと思われる国外でのモノづくりについて今一度考え直す必要はあるように感じています。
日本国内における総合的なモノづくりは世界トップレベルと言っても過言ではないでしょうし、そのベースには優秀な頭脳から生まれる機械開発にもあるのかもしれませんが、やはり日本人が生まれ持つ感性面が背景にあるだろうと考えています。
同じ動作を繰り返す優秀なロボットにおいても、その中には日本人の細かな感性が織り込まれているものと考えていますので、必然的にそこから生み出される製品にもその感性が練り込まれているものと考えています。
それゆえ日本製品は使用していてどこか心地良いと感じられるものとも考えていますので、やはり国内製造することのメリットは決して小さくないのだろうとの感覚です。
日本国内の製造コストは確かに高いとは思われますが、価格以上の価値を伝えることが可能な製品開発は必須なのだろうと感じています。