最近気になることとして、ベビーカーに子供さんを乗せた状態でスマホに夢中のお母さまたちの存在があります。
立ち止まった状態だけではなくベビーカーを押しながら夢中でスマホを操作する姿を目にするたびにハラハラしてしまいます。
電車のホームだったり横断歩道の手前だったりと、それこそ危険だと感じられる場所においてもお構いなしのように感じられます。
安全ベルトをしているから大丈夫との意識面かもしれませんが、必ずしも赤ちゃんではなく小さな子供さんの場合も少なくないため、想像だにしないことをしてしまう可能性も考えられます。
進行方向を向けた状態となるとその様子を逐次確認することも出来ず、ぐずる声や手足をばたつかせている状態を感じ取りながら安全を確認しているのでしょうか。
個人的には車の運転中に匹敵するくらいに危険な行為だと感じているのですが、事故が起こってからでは遅すぎます。
スマホ一台にていろいろな情報をリアルタイムに入手することが出来、また常に連絡を取り合うことが出来る環境をごく普通に手に入れることが出来ることは素晴らしいことです。
自身においても既にそれがない環境は考えられない状態ですが、おそらくそれにより何かが犠牲になっているような気がしてなりません。
既にそれが存在していなかった時代に逆戻りすることは出来ませんが、その時代のことを少しでも思い出す機会があっても間違いではないのだろうと思っています。
不思議に感じるくらいに遠い昔のことになってしまうことからも当時の感覚を思い出すことは難しいものの、例えばその便利なツールが存在しなかったとしたら各局面でどのように対処することが望ましいのか考える注意力は損なうことがないようにしたいと考えています。