2023/06/07 | Blog
ソファにおける座り心地の要望として少なからずあるものに、後頭部まで支えることが出来るハイバックタイプがあります。
文字通り背もたれ部が高くなったタイプとなり、一般的にはリクライニングソファやマッサージチェアに代表されるようなスタイルになります。
最大の特徴はそれ自体の高さが高くなることにあり、それゆえ室内に設置された際の圧迫感は相応に生じてしまいます。
特に、壁面を背負わすことなくリビングの中央部に設置されるようなレイアウトの場合は極力高さを抑えたいところでしょうし、ダイニング側よりソファ越しにテレビをご覧になるような場合はそれが邪魔になってしまいます。
しかしながらどうしても後頭部も預けて寛ぎたいとなった場合に備えて、後に追加できるようなヘッドレストと言われるようなものが準備されている場合もありますので、普段はそれを取り外しておくことにより高さを抑えることが出来ます。
一方では、寛ぎの観点より常に後頭部まで預けて寛ぐスタイルばかりではないとも思われます。
むしろソファにおいてはそれが最大の特徴かもしれず、体調や状況に応じていろいろな姿勢にて寛ぐことを可能とすることが求められているものと考えています。
例えば睡眠中における寝返りも身体にかかる負担を軽減するために必要なことのようですし、それにより質の高い睡眠となるようですので、まったく同じ姿勢で長時間過ごすこと自体難しいようにも感じます。
ソファにおいては睡眠を主目的とするものでもなく、一般的には就寝とは別の時間帯にて使用されるものゆえ、様々な姿勢に対応すべく設計される必要があるものと思われます。
ゆえに、ハイバックタイプはあくまでもそのうちのひとつの姿勢を取るために必要な機能として認識するべきなのでしょう。
2023/05/27 | Blog
ソファにおいては、いわゆるL型と言われるものにカウチセットやコーナーセットがあります。
カウチセットにおいては、足を伸ばしたり横になったりすることが可能なカウチとソファを左右で組み合わせたものとなり、一般的に腰掛ける人の目線は前方一方向となることからも、一緒にテレビ等の映像を観ることが一般的なように感じられます。
一方のコーナーセットにおいては、L型の二辺に腰掛けることが出来るスタイルともあり、家族や来客者と談話したり時には打ち合わせしたりすることに向いているかもしれません。
また、カウチセットにおいては通常の大きさ(総幅)であれば2ピース仕様(2台の組合せ)となりますが、コーナーセットの場合は一部を除き3ピース仕様(3台の組合せ)となります。
また、L型の角部分には上面図では正方形となる形状のコーナーソファを設置することになるのですが、一般的にその部分はデッドスペースとなり勝ちなこともあり、それ自体をR形状とする場合もあります。
その発展形としては、コの字形も可能ですし、更にはほぼ四角形状に囲うことも可能です。
このようにピース数が増えることの最大の特徴としては、中心部に向かい大人数で腰掛けることが可能になりますので、そのような環境をつくり出すためにはとても効果的だと言えます。
一方では、ピース数が増えれば当然コストもアップしますので、少しでもコストを抑える方法としてはI型と言われるストレートソファの前方に大きなオットマンを設置することで簡易的なL型とすることも可能です。
このようなL型やコの字形はソファをイメージする際には憧れのスタイルかもしれませんが、空間によってはI型のロングソファを設置することがベストな場合もありますので、少しばかりレイアウトの幅も広げる意識も必要かもしれません。
2023/05/17 | Blog
ソファらしいソファを使うことがなかった当時は、畳の上で胡坐をかくことや、座椅子でも充分寛ぐことが出来たように思われます。
しかしながらいつしかそれが苦痛に感じられるようになり、今では椅子やソファで腰掛けることに勝るものはないと思うようになりました。
同様に以前は和室に布団で眠ることも多かったのですが、今ではベッドでなければ快眠できなくなってしまっています。
一体自身の体にどのような変化があったのか考える際に、何よりも年齢があるのですが、もしかすると若いゆえ苦痛に感じることが少なかった可能性もあります。
既に父は亡くなりましたが私自身の両親においても、年を重ねるにつれて和室での生活は体に負担がかかるようになったようで、リビングはフローリングにリフォームしたことも思い出されます。
そのように考えると、古来の日本的な寛ぎのスタイルは少なからず体に負担を掛けているのかもしれません。
ソファにおいても、いわゆるロータイプとなるものは座面高も低いことからも、若いうちは問題ないのですが年を取ると立ち上がり難くなってしまいますので、座面高は高めが好まれるようになります。
お尻の位置の高低差が大きくなるのですからそれは当然のこととも言えますが、立ち上がりの動作は日々の運動に繋がっていると考えればそれも否定はできないものの、究極の寛ぎと言う観点においては如何なものかと思われます。
身体を思いっ切り預ける際にも、あまりにも座面高が低いとそれも難しくなりますので、特にソファにおいては適度な高さが必要になり、更に立ち上がりやすさの観点からも適度な座面高があると言えるでしょう。
このように沈み込み分も含めた数値面も計算され尽くされたものが良いソファとなり、安心して思いっ切り身体を預けることが出来るくらいの強度面も有することによりはじめて究極の寛ぎを表現することが可能になります。
2023/05/07 | Blog
自画自賛となることを懸念してか、または日本人的な謙虚な姿勢からか、意外と自社製品のストロングポイントを強くアピールすることには抵抗があるのかもしれません。
もちろん営業職であればそのことをしっかりと教育されるのでしょうし、仮に競合する他社製品やサービスがあるとすれば、それらとの違いについてもしっかりと叩き込まれるものと思われます。
そこで注意すべき点は競合製品やサービス内容の批判には聞こえないようにすることでしょうが、多少なりとも比較説明は必要になることからも、自社製品やサービスには更に良い点がある等、上乗せ的な内容になるのかもしれません。
一方では、仮に似て非なる製品を製造しているのであれば根本的な違いについて詳細に分かりやすく的確に説明すべきでしょうし、そのためにも自社製品はもちろんのこととして競合他社製品についても充分理解していることが必要でしょう。
製品のデザイン性の意味合い・それゆえの仕様(実際のつくり)について知っておく必要がありますので、これは画像等だけではなく実際現物を見て触れて理解するように努めることが大事です。
それにより説明にも説得力が増すことになり、より具体的な内容とすることで信憑性も増しますので、先ずはこれが重要となることは間違いないものです。
更に、書物より得た知識にはない絶対的な自信も背景に備わることになりますので、現物に触れることは特殊なケースを除きメリットばかりだと言えます。
同時に、競合製品を多く知ることにより自社製品の市場におけるポジショニングも明確になりますので、これは経験により得ていくことになるのでしょう。
このような経緯を踏むことにより自ずと知識が厚くなり自信も身についてきますので、それにより絶対的なストロングポイントを語ることが出来るようになるのでしょうし、それを聞くことにより間違いのない製品選びが可能になるものとも思われます。
2023/04/27 | Blog
世界的にも有名な日本の建築家と言えば、いろいろな方が思い浮かぶのではないでしょうか。
超一流と言われるような大学院を卒業されている方々も少なくないものの、経済上の理由により大学に通うことが出来ず建築の専門教育を受けることが出来なかった方もいらっしゃいます。
もちろん専門的なことを勉強されることなく有名な建築家になったものではなく、独学で短期間にて専門知識を身につけ一級建築士の国家資格試験にも合格されています。
最近ではある女優さんが一級建築士の試験に合格されたことが話題になりましたが、やはり大学時代に建築を学びその後二級建築士試験にも合格されていたようですね。
このように、世界でも活躍される建築家の皆さまはしっかりとした基礎知識も身につけていますし、建築物と言う性格上、それがなければその仕事に従事することは難しいでしょう。
それゆえの国家資格ですし、つまり素人が思い付きで出来るような簡単な仕事ではないと言うことですが、一方のデザイン業においてはその限りではないように感じられます。
もっとも、生まれ持ったセンスだけで成功された方もいらっしゃるのかもしれませんが、デザインには国家資格のようなものが存在しないだけに簡単な仕事の如く誰もがそれを行いがちです。
特に家具業界では多かったように感じられますし、どう見てもバランスが悪いものであっても一切の疑いもなく普通に販売されていたものと思われます。
そのような背景がありながらも、未だにデザインは簡単とのスタンスにて取り組まれているところも一部では見受けられます。
家具は小さな建築物とも言われるくらいに構造面は重要になりますし、やはりバランス面についても基礎をしっかりと身につける必要があると思われます。