「純正」

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デザイン自体を考える上で、それが好きなこともあり自動車のデザインについては比較的考えさせられることが多いものです。

車の場合も多くの家具のように車底部以外の5面は常に露出していますし、どこから見てもそのデザインは計算され尽くされていることは間違いありません。

真上から見る機会は少ないものの、その部分も含めて統一されたデザインが施されていることは、あえていろいろな角度より見ることにより理解することが出来ますし、少なからず機能上の意味合いも見えてきます。

ドレスアップのための純正部品も用意されており、それらにも少なからず興味があるのですが、個人的には最初のフォルムが最も綺麗だと考えています。

これらにはサードパーティーと呼ばれる互換性のある社外品も多く存在しており、一般的には純正部品よりも安価であることからも比較的多く用いられているようです。

それらは一見すると大きな違いは見受けられないように感じるものの、クオリティ面以外のバランス面においても純正品に勝ることは難しいように感じます。

マッチング性とでも言うのでしょうか、元の綺麗なフォルムを超えることは出来ないと個人的には考えています。

その大きな理由はやはりデザインの質にあり、仮に小さな部品だとしても本家を超えることは難しいようで、またそれはある意味当然のことだとも思われます。

ゼロから創り出すパワーは、既に存在するものに加えるそれとは比較できないくらいに大きなものであり、それに費やした莫大な時間も考えるととても太刀打ちできるものではないはずです。

もちろん受け手それぞれの見方もありますので、これがすべての人に当て嵌まるとは考えていないのですが、オーセンティシティ製品においては純正である所以の立派な先駆者であり続けるべきだろうと考えています。

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