2025/06/07 | Blog
自身が小さな頃には、身の回りのいろいろな物を用いていろいろと工作をしていました。
それがとにかく楽しくて…それを始めるために宿題を早めに済ませていたと言っても過言ではないくらいで、少なくともそのことにより嫌なことは早めに終わらす習慣付けが出来たようです。
あとのことを考える必要がないフリーな状態にしたうえで好きなことに取り組むことにより何よりも作業に集中できますし、このような意識は今も変わることはありません。
自身の性格上、集中と言うよりも完全に没頭状態となりますので、自分で言うのもおこがましいのですが職人気質だとも感じています。
聞こえが良いように言い換えていますが、小学低学年より始めた各種工作は図画工作の授業でも良い意味でも悪い意味でも活かされており、先生からは「この子の作品は変わっている…」といつも言われていました。
当時母親も同じ小学校に勤務していたこともあり、帰宅すると「また〇〇先生があのように言っていた」と聞かされたことを今でも鮮明に思い出されます。
つまり自他共に認める「変わった人」だったことからも、当時の図画工作の先生からは将来は○○になるべく有名な人間国宝の先生に弟子入りしたらどうですか?との具体的な紹介もあったくらいで、さすがにそれには母親が丁重にお断りしたことを大人になってから初めて聞かされたこともあります。
当方は石川県で生まれ育ちましたので、特に工芸の分野では環境的にも各種選択肢があったことも事実ですが、そちらに興味を抱くことはなく中学生時代の技術の授業で製作した折り畳み椅子に強く心を惹かれたことが今に繋がっています。
このように考えると人が進む道はどのように転ぶか分かりませんが、「好きこそものの上手なれ」はいろいろと体感してきたことからも、何でも良いので得意分野を極める意識は必要かもしれません。
2025/05/27 | Blog
ソファのレイアウト方法として、大きく分けると壁面を背負わすように設置する方法とお部屋の中心部に設置する方法の2通りがあるものと思われます。
特徴として、前者の場合はお部屋全体が広く感じられるのですが、ソファにおいてはテレビと対面させるレイアウトが一般的となることからも、適正な視聴距離や間取りの関係上どちらかと言えば少数派のように感じられます。
それに対して比較的多いものとして、ダイニングセット→ソファ→テレビのように、縦長のリビングダイニングには定番ともいえるレイアウトがあります。
その場合ダイニングチェアに腰掛けた状態ではソファ越しにテレビを観ることになることからも、ソファの全体高を極力抑えたいとの意識になることが一般的です。
ダイニングチェア→ソファ→テレビの各々の間隔によりその高さ関係も違ってくるのですが、このようなレイアウトにおいては心配される方が少なくないことが現実のようです。
ソファの全体高はソファの座り心地にも影響するもので、圧迫感との観点からはロータイプの方がすっきりとした印象になりやすいものの、肝心な座り心地とは反比例するものと考えています。
つまり、全体高が必然的に高くなるハイバックタイプにおいては首筋まで支えられることもあり一般的には座り心地は良いと評価されるものです。
もっとも、首筋まで支えられることだけがソファにおける機能でもないため、個人的にはむしろ否定的な考え方となるのですが、最低限肩甲骨まで支えることが可能な高さは必要だろうと考えています。
要するに座面高と背もたれ高の関係性においてはある程度の差尺が必要になると言うことで、その場合は座面高(SH)を低くすることにより充分対応可能なものの、SHを下げることにより座面の奥行きが通常以上に必要になりますので、ソファの奥行き自体に影響を及ぼします。
このように、座り心地については各種寸法が影響しますので、やはり知識豊富なスタッフが在籍する専門店に相談されることがお勧めです。
2025/05/17 | Blog
40年程度前のこととなる学生時代においては、自動車電話が普及し始めた記憶はあるものの一般社会に携帯電話は普及していませんでした。
それゆえ、当時みんなで突然集まるようなことになった場合の連絡手段はどのように行っていたのか今考えても不思議なものです。
当時はサラリーマンが持ち歩くイメージが強かったポケベルを持ち歩いていた友人も一部居たものの、それもみんなが持ち歩くほど普及していたものでもないため、また住んでいるエリアは広範囲に及んでいたこともあり今でも七不思議のひとつとなります。
当然のように当時は各家庭に固定電話は普及していましたが、当方のように地方から大学のために上京してきた学生は少なくなく、そのような場合は節約のためにも固定電話を契約することは少なかった印象です。
それゆえ固定電話への連絡では親御さん経由となることが少なくないことからも、それは最終手段だったようにも感じられます。
今では携帯電話やスマホは必需品中の必需品になっており、それを持ち忘れた際には仮に短時間だとしてもとても不安な時間を過ごすことになります。
そこから得る情報は莫大なもので、常に何らかの連絡が入ることからも臨戦態勢を維持し続けなければいけないような感覚に陥ります。
その画面の大きさからも何かと便利なタブレット端末も常に持ち歩いており、数分置きのメールチェックも習慣付いていることからも常にピリピリした状態と言っても過言ではありません。
曜日や時刻に関係なく対応可能ともありこのことはとても便利なこととも言えますが、精神面を考えると如何なものか…とも感じてしまう瞬間も増えています。
このように、便利な必需品が増えることにより仕事面の質は向上するのかもしれませんが、生身の状態でのセンサーを大事にして生きることも心掛けなければいけないのかもしれないとも思っています。
2025/05/07 | Blog
ウォルナット無垢材家具をご覧になり、イメージしているカラーとは違うとの反応となる方も少なくありません。
ウォルナット材においては、その最大の特徴となる茶褐色や赤褐色に対して辺材部分には白太と言われる部分も少なくないことからも、その色味の違いはかなり目立ってしまいます。
また、樹種の中では唯一経年変化によりその色味は薄くなり、徐々に黄味のある明るい茶褐色へと変化します。
それだけにその色味をカバーすべく補色することが多いようで、結果として一般的には天然の色味よりもかなり濃い色味として認識されているようです。
それが突板となればその特徴や使用性からも均一に塗装されたものがほとんどと言っても過言ではないと思われます。
その色味は既にウォルナット材とは似て非なるものとも感じられるのですが、一般的にはこの色味がウォルナット材として広く認識されていることが現実なのでしょう。
ウッドフレームタイプのソファにおいても樹種はウォルナット材が一番人気とも感じられ、クッション部分の張地選定においては当然のこととしてフレーム部分との相性の観点も外すことはできません。
天然のウォルナット材には紫の色素が含まれていることからも、紫系統の色味を入れることにより意外とマッチし且つ高貴な印象となるものです。
その色味には奥行き感もあるもので、それが天然木の味とも言えるでしょうし、赤味も含めて深い色味が見えてきます。
このようにウォルナット天然木にはいろいろな色味や木目が存在しますので、その独特な奥行き感を損なうような補色や着色はもったいないように感じてしまいます。
このようなことはインテリア関連のお仕事をされている多くの方々も認識されていないことも事実のため、本物を見る機会を設けることが大事なのでしょう。
2025/05/07 | Blog
ウォルナット無垢材家具をご覧になり、イメージしているカラーとは違うとの反応となる方も少なくありません。
ウォルナット材においては、その最大の特徴となる茶褐色や赤褐色に対して辺材部分には白太と言われる部分も少なくないことからも、その色味の違いはかなり目立ってしまいます。
また、樹種の中では唯一経年変化によりその色味は薄くなり、徐々に黄味のある明るい茶褐色へと変化します。
それだけにその色味をカバーすべく補色することが多いようで、結果として一般的には天然の色味よりもかなり濃い色味として認識されているようです。
それが突板となればその特徴や使用性からも均一に塗装されたものがほとんどと言っても過言ではないと思われます。
その色味は既にウォルナット材とは似て非なるものとも感じられるのですが、一般的にはこの色味がウォルナット材として広く認識されていることが現実なのでしょう。
ウッドフレームタイプのソファにおいても樹種はウォルナット材が一番人気とも感じられ、クッション部分の張地選定においては当然のこととしてフレーム部分との相性の観点も外すことはできません。
天然のウォルナット材には紫の色素が含まれていることからも、紫系統の色味を入れることにより意外とマッチし且つ高貴な印象となるものです。
その色味には奥行き感もあるもので、それが天然木の味とも言えるでしょうし、赤味も含めて深い色味が見えてきます。
このようにウォルナット天然木にはいろいろな色味や木目が存在しますので、その独特な奥行き感を損なうような補色や着色はもったいないように感じてしまいます。
このようなことはインテリア関連のお仕事をされている多くの方々も認識されていないことも事実のため、本物を見る機会を設けることが大事なのでしょう。