「設置可能サイズ」

Pocket

以前にも同様なことを何度か記してきましたが、最近はその傾向を強く感じることもあり再度記しておきたいと思います。

 

新築やリフォーム工事の際には設計士やインテリアデザイナーもしくはインテリアコーディネーター(IC)と言われる人に依頼されることは少なくないと思われます。

 

設計においては素人が行うことではなく有資格者に依頼することは当然のことなのですが、内装材や家具についても素人では判断できないとの理由によりプロに依頼するとの意識面は決して間違ってはいないとも思われます。

 

その場合すべてを一任されるパターンもあれば、最初に自分たちの希望やイメージを伝えるパターンもあるでしょう。

 

当方においても一時期建築設計に携わっていた経験もあり、設計にあたり細かな各種条件にマッチさせるべく頭を悩ましていたことが思い出されます。

 

在日米軍基地内の施設設計だったこともあり設計対象は多種多様だったもので、その中でもエレメンタリースクールの設計は難解なパズルを紐解く感覚で難題だったことが強く印象に残っています。

 

教室はもちろんのこととして他に設けられる多くの部屋との関係性がマトリックス表にまとめ上げられており、その位置関係や理想距離をすべて満足させることが条件になります。

 

大まかなゾーニングを行ったうえですべての条件を満たすべく調整を行いながら進めることになるのですが、不思議なもので解けないパズルはなかったものです。

 

このように各種条件面が提示されることにより設計の精度が上がることも事実ですので、すべてを一任されるよりもある意味進めやすかったのかもしれません。

 

室内に設置される家具においても同様な条件面があると思われるのですが、動線確保が最優先されるような進め方には疑問を感じることが少なくなく、総合的な視点と懸命な判断力が重要になることを確認しておきたいと思います。

Pocket