一般的に写真撮影の現場では最初の一枚に使用される表現になります。
納品時には極力立ち会うことにしており、搬入面についても注意しながら指定設置場所への設置まで見届けます。
搬入面については何度か記してきましたが、大型家具においては特に注意すべき重要なポイントになります。
空間バランスも考慮しつつ、ソファにおいてはその機能性も含めて適正サイズやスタイルを提案することになるものの、設置場所まで搬入できなければすべてが無意味に終わってしまいます。
その検証のためにも極力納品に立ち会うことが重要になり、多くの場数を踏むことにより平面図を見るだけである程度の空間が見えるようにもなります。
平面図が自然と立面図ともリンクし、実際の搬入経路の映像も浮かび上がってきます。
梁材の位置や大きさを想像するためにはある程度建築物についての知識も必要になるのですが、その点においても相応に実践を踏んできたことが精度を高めることに繋がっていることは間違いありません。
そのような過程を踏んだうえで、いよいよ心待ちにされていた家具を設置することになるため、その瞬間は何度立ち会っても特別なものと言えます。
それがソファの場合、その日からのユーザーさまに腰掛けてもらう瞬間は更に特別なものとなることからも、その一瞬を切り取り残したいとの気持ちも自然と湧きおこります。
未来のユーザーさまのためにも納品事例としての撮影もとても重要なものですが、ユーザーさまとのファーストショットはシャッターを押す瞬間の感情もまったく別物となります。
一生ものの家具であればその瞬間を見返す時がきっと訪れると信じて、大切に保管してもらえるようにデータをお渡しすることになります。