2018/03/17 | Blog
家具購入の動機付けとして最も多いものに新居への引っ越しがあり、やはり気分一新家具においても新調したいとの意識が強いものと思われます。
次いで多いものに、住まいは変わらないものの一部の家具のみ買い替えることがあります。
おそらくは古くなったり場合によっては壊れてしまったりしたことがその理由で、比較的頻度が高く感じられるものにソファがあるようです。
その使用期間においては6~7年~20年程度までと幅も広いのですが、買い替えを決断する前に表皮材のみ張り替える選択肢を持たれる場合においては、比較的それを長く使用されてきたことに共通点を見出せます。
長く使用されてきたということはソファとして充分機能してきた証であり、張り替えにて更に継続使用したいと感じさせる耐久性と相応の商品力が備わっているのでしょう。
「良いものを長く」がエコの基本だとすれば、理想形はここにあると思われるものの現実はその限りでもなく、耐久性についてはそれほどまでに重きを置かれていないソファも少なくないようです。
もちろん同じものを長く使用されることだけが価値観でもなく、比較的短いサイクルにて買い替えることで気分一新を図る価値観も存在すると思われます。
後者においても否定することは出来ないのですが、買い替え頻度が高まるということはそれだけ廃棄処分するものも増えるということだけは頭の隅に置いておく必要はあるだろうと考えています。
気分一新を図る方法としては、すべてを買い替えることばかりではなく、ソファの場合であれば表皮材を替えるだけでも充分目的達成することが可能です。
露出している無垢材であれば経年変化を楽しむこともひとつの価値観ですし、それに合わせて表皮材カバーも容易に交換可能な高耐久性を誇るオーセンティシティソファの世界観も楽しんでみては如何でしょうか。
2018/03/07 | Blog
今回でちょうど400回目の更新を迎えることになります。
月に3回、年間36回のペースで更新していますので、本ブログを始めてから丸11年間を過ぎ12年目に入っているということになります。
300回目においても同様の書き出しで綴っており、それからでも既に3年近くが経過していることになります。
前回同様当時のことを思い起こすことにも変わりはありませんが、もしかすると全体として大きな変化は感じられないかもしれません。
ゆっくりと着実にブランディングされていることは確かなもので、それが知る人ぞ知る「AUTHENTICITY」だとすれば、まさしく「らしい」と言えるのでしょう。
一方では、このような決して速いとは言えないペースからも、まだまだ本ブランドや本製品のことを知らない方も大勢存在するのだろうと考えると、もう少しでもペースアップすることが望ましいようにも感じます。
自分たちが自信を持ってお勧めできる本当に良いものだからこそ、もっともっと多くの方々に使用していただきたいとの率直な気持ちが根底にあるからです。
ブランディングのスピードにおいては、これとは対照的な家具ブランドも多く存在し、短期的な認知度アップは短期間に多くのユーザーを生み出すことにも繋がっているようです。
しかしながらこれも行き過ぎると製品寿命そのものを短くしてしまうようにも感じており、やはり「じっくり」とのスピード感も大切にする必要があるのでしょう。
この辺りはもどかしいところですが、「AUTHENTICITY」らしく、どっしり構えながらも少しばかりペースアップすることで、新たなユーザーが増え続けることを願いたいと思います。
2018/02/27 | Blog
デザイナーはアーティストではないとの基本姿勢は、どのようなことがあっても、いつになっても変わることはありません。
それだけに「作品」との表現には少しばかり違和感を覚えることになるのですが、総合的な判断としてそのように表現されるのであればそれも間違っていないのだろうとの気持ちもあります。
デザインの意味を考えた際に、やはり多くの方々にそれが使用されることが目的であり、できることならば一切の違和を感じることなく気持ちよく使ってもらえることを願っています。
そのためにも、先ずはフォルムとして綺麗でなければいけませんし、幅広く受け入られるためにはいろいろな意味で難解なものではいけないのだろうと考えています。
デザインについての専門知識を有してなくても、誰もが綺麗だと感じるものはバランスが整ったものだと思われ、そのようなものは自然と心地良さももたらします。
一方では、多くの「もの」は単なる飾り物ではないため、実際使用して満足できるものでなければいけません。
それに充分な機能性が備わっているのか否かにより、総合的な満足度はかなり違ってくるでしょうし、ものによってはその使用頻度にも大きな違いが生じるのかもしれません。
デザイナーの喜びは多くの方々にそれを心地よく使っていただくことだと考えていますので、家具の場合は様々なライフスタイルを実際見て感じる必要があるのでしょう。
机上からは生まれない実質的なデザインということであり、綺麗であることはもちろんのこととして、様々なライフスタイルに欠かすことが出来ないような位置付けになるものを常に生み出す意識で取り組み続けたいと考えています。
2018/02/17 | Blog
外国の方や海外で長く生活をされていた方々と接する機会が少しばかり増えており、ソファについての生の反応をお聞き出来る環境に身を置くことの意味合いについて考えることになっています。
テイストは様々ながらも、一般的に張りぐるみと言われるタイプにおいては、その歴史からも日本は本場ではないとの大前提のうえで評価されることを強く感じており、その中での分かりやすい独自性を表現することは決して容易なことではありません。
一方、オーセンティシティソファが代表するウッドフレームタイプにおいては、まったく違った見方をされることも実感しているところです。
非常に分かりやすく「これは海外にはないタイプだよね」とのお言葉をいただくこともあり、興味深げにいろいろと角度を変えながらじっくりとご覧になられることも珍しくありません。
また、オーセンティシティソファからは何かを感じ取られる様子で、実際の使用性や空間に設置した際のイメージについては説明するまでもなく、明らかに伝わるものがあることも感じ取ることが出来ます。
もちろん純粋な日本の方々のご意見も大変貴重なものであることに変わりはないのですが、日本人デザイナーが設計したものを日本の一流家具メーカーが製造することにより否が応でも表面化する「日本」とのキーワードは決して無視できないのだろうと思うことが増えています。
あまり好きではないこともありあえてこれを意識してこなかったものの、外国の方や海外生活が長い方々には特に「日本」を意識されることが多い事実からも、これを逆に意識することも悪くないのかもしれないとの認識です。
最終目標は、このオーセンティシティブランドが世界に認められることからも、常にクールでありながらもどこかに新しい「日本」が感じられるような独自性を意識しながら、大事に育てていきたいとの気持ちを新たにしているところです。
2018/02/07 | Blog
どのような業界においても、誰もが認める立派なブランドの位置付けになることは決して容易なことではないのでしょう。
ブランディング当初に思い描いた計算通りのブランドに成長していくことも少ないのかもしれません。
ブランドには当然のように絶対的なクオリティが求められ、「ブランド品だから間違いないだろう」と信用され、究極は実物を見なくても購入できるものがブランドなのだろうと思います。
それだけに一夜にしてブランドが確立することはなく、相応な期間着実に実績を積み重ねていくことが大事になります。
その過程では一部見直しや修正が入ることもあるでしょうし、ある部分ではかなり柔軟な臨機応変さも必要になるものと思われます。
基本的なブランドイメージは大事にしつつも、理想形だけを重んじてもブランドとして硬直してしまうようでは本末転倒とも言えるからです。
結果として確立されたものが当初思い描いていたブランド像とは多少なりとも違ってくる可能性もあると思われるものの、これが結果として世の中に求められたブランドだと言うことなのでしょう。
一方では頑固だと思われるくらいの創設者の強い想いは必要不可欠で、それがなければ肝心な軸がぶれてしまいます。
メーカーとしてのものづくりに対する変わらぬ強い情熱がベースに存在し続けることで初めて確立されるものが本物のブランドなのでしょうし、それを立派なブランドとして継承していくためにもクオリティ面では決して妥協するようなことがないようにしなければいけません。
そして、世の中から求められるブランドであり続けるためにも、製品開発においては絶対的な価値を生み出し続ける必要があることを肝に銘じていきたいと考えています。