2016/02/27 | Blog
大人の社会科見学や工場見学ツアーなるものが増えてきた背景として、やはり日本のモノづくりの現場を見ることには何らかの意味があると言うことだと思われます。
普段は絶対立ち入ることが不可能な施設や工場ともなると更に興味が増し、ジャンルを問わず「本当に楽しいんだろうなぁ」と素直に思います。
オーセンティシティ家具を製造している工場も大変素晴らしいもので、本ブランドの代表的な位置付けにもなっているウッドフレームソファについては、2社の工場が上手く機能していることが感じられます。
どちらもかなり専門的な知識や経験知が必要であることは言うまでもなく、相応な機械設備はもちろんのこととして、それに携わる方々の存在もまた重要なものと言えます。
特にウッドフレーム製造における精度面では必要不可欠になっている最先端の機械設備もさることながら、最終的にはやはりそれらもオペレーションする人間の手が加わることにより初めて最高のものが生まれてくるのでしょう。
ソファにおいては、その座り心地を左右するクッション部分のノウハウも当然欠かすことのできないもので、それらは明らかに違った性質の工場にて製造されています。
そのすべての工程に人間の手が必要になることにはある意味驚きで、その2社の総力無くしてオーセンティシティソファが生まれてこないことは間違いありません。
全国には多くの家具工場がある中において絶妙な融合とも言えるもので、それだけに本質の部分において容易に真似出来るような製品ではないことも確かゆえ、更なる両社の向上心によりそれは絶対的な存在に昇華することになると思われます。
デザインにおいても同様なことが言えるもので、決して同じ場所には留まることなく、更なる向上心を持って取り組み続けたいと考えています。
2016/02/17 | Blog
家具においてもそうですが、工業製品として完璧なものは少ないと思われます。
それだけにメーカーにおいては改良の手を休めることもなく、時間とともに製品として成熟するのだと考えます。
従ってメーカープロパー品が品質的には最も安定しているとも言えるでしょうし、やはり製造量が多い製品はより安心だと言って間違いないでしょう。
ここまで文章にまとめると当たり前のことのように感じられるかもしれませんが、真面目に取り組むほどそう簡単にはいかないものです。
オーセンティシティの家具においては、最上級規格の更に上をいく規格外とも言える非常に希少価値の高い分厚い無垢材を多用しているのですが、それであってもその特性を知り最善の加工を行う必要があります。
当然のこととしてその特性を知るためにも相当な時間を要したことも確かで、単なる知識だけではどうしようもできないことの代表的なものだと感じます。
ソファにおいても同様なことが言えるもので、見えない部分が多いだけに真面目に取り組もうとするほど容易ではない問題が湧き出てくるようです。
日々改善の努力を怠らないことで完璧なものに一歩一歩近づいているようで、この年月の重みもひしひしと感じることになります。
言うまでもなく実際のユーザー様からのご意見も大変貴重なもので、それらに対して真摯に取り組むことにより更に品質が向上することは間違いありません。
このような過程をショートカットすべく、単に言葉だけでその良さを訴えることも珍しくないようで、そのような製品を見るにつけ残念な気持ちになります。
「だから家具はダメなんだよね」と感じることになるのですが、やはり真面目に取り組む姿勢が大事で、尚且つそれを維持し続けることが必要になります。
それに加えて、家具においては特に安直な方法は選択しないことを肝に銘じる必要があると思われます。
2016/02/07 | Blog
自分たちが本当に良いと思えるものを開発し世に送り出すことはとても大きな喜びですが、実際多くの方々に使用していただかなくては世の中のためになったとは言えないことも事実です。
もちろん相応の対価を払っていただくことになるため製品価格は決して軽視できない重要なファクターとも言えますが、決して安価であればすべてOKとはいかないことが世の常のように感じます。
不思議なことに家具においてはその限りでもなく、先ずは安価であることが第一条件の如く多くの製品開発が進められる現状があるようです。
それがいわゆるヴォリュームゾーンであることは確かですし、そのような開発プロセスを否定することも出来ませんが、「これだけではないだろう」との意識にて取り組んでいるものです。
そのような想いを実際の形にして世に送り出すことになり、その過程では多くの人間が関わることになります。
開発の中心となるメーカーの役割が重要であることは言うまでもなく、それらを消費者に届ける役割を担う小売店もまた重要な存在であることは間違いありません。
単にモノを扱う意識では難しく、実際のモノづくりに携わっている多くの人間の気持ちを代弁することになりますので、製造の現場も知らなければ本当に良いものを伝えることは難しいのかもしれません。
その製造の現場から常に高品質な製品を生み出し続けることは意外と難しいことであり、これは会社としての姿勢に関わることは確かです。
どんなことがあっても決して手を抜かない姿勢と言うことでしょうが、このことは誰かに言われて継続出来ることでもないため、それに携わる人間ひとりひとりの想いとプライドがベースにあることは間違いありません。
そのことを知り、それに感銘を受けた方々が代弁者となることで結果として多くの方々が幸せになれば、それは自分たちにとってもこの上ない幸せなことと言えます。
2016/01/27 | Blog
家具デザインを志した頃の気持ちは既に取り戻すことは難しいのかもしれません。
自身の場合は中学生の頃までさかのぼりますので普通であればかなり困難とも言えますが、その当時は確かな気持ちではなかったこともあり逆に意外と明確に思い出すことが出来ます。
その後は相応に紆余曲折があったのですが、すべてが今に繋がっていると考えれば程よくいろいろなことを経験したように感じますし、また決して遠回りしたようにも感じません。
相応に経験を積む過程ではいろいろなこともあり、時には迷うことも少なくないのですが、そんなときにはデザインの基本を再確認することになります。
最も重要なその役割を再確認することにより、いろいろな迷いは不思議とスーっと消えていくものです。
売れるデザインについてはデザイナーとしての感性の部分が小さくないものの、意図的に工夫する場合も少なくありません。
いわゆる「抜きどころ」にあり、「やり過ぎないこと」と表現すると分かりやすいかもしれませんが、一般的にはすべてにおいて恰好良さを意識することからもこれは意外と難しいこととも言えます。
このことは単なるデザイン性に絞ったことで大事な要素はその他にも多く存在しますし、その中でも特に製品クオリティが重要なことは間違いありません。
しかしながら家具においては不思議とこの意識が低いとも言え、単に製品価格ばかりを気にするところは否定出来ないようです。
「安くなければ売れない」との神話が根強く残っているためですが、一般消費者の方がある意味見る目を持っていますので、それから逃げているだけのようにも感じます。
品質と価格のバランス面については特に厳しい目で判断されることになりますので、すべてにおいて原点に立ち返ることで見えてくるものがありそうです。
2016/01/17 | Blog
心の底より良いと思えるモノって実はそんなに多くはないのかもしれません。
単にモノに視点を当て、それだけに本当の魅力を感じられるとすれば、それは真に製品力を有しているのかもしれませんが、往々にして他にも少なからず情報があるものです。
事前に仕入れた画像や知識により、実物を見ることもなく憧れを抱くなんてことも珍しくないと思われます。
自身の場合はやはりそのデザイン性に強く惹かれることになり、当初は画像だけの情報になることが多いのですが、それだけにそのクオリティはとても大事なものであることは間違いありません。
画像による第一印象により一目惚れするようなことも珍しくなく、募る想いを抑えながらいろいろな情報を積極的に得ようとする、その過程を大いに楽しむことになります。
時には事前の情報収集だけでお腹がいっぱいになることも少なくなく、もしかすると想像を膨らませることに快感を抱いているのかもしれません。
下調べが相応に充実してくると、イメージと実物のギャップに少しばかり不安を抱くこともあるのですが、期待外れとならないモノにはイメージ以上の素晴らしさを見出すことになります。
そんな時にはやはり実物の偉大なパワーを感じることになり、一気に欲しい感情にスイッチが入ってしまうものです。
実際の製品はもちろんのこととして、写真クオリティも含めてすべてにおいて本物であることが共通しており、それを実感するたびに熱い感動を覚えることになります。
それが高額品であれば更なる吟味を重ねることになりますので、その過程では決して偽りの部分を見逃すことはありません。
やはり納得するまでじっくりと吟味することが本物を手に入れるためには必要なことですし、その過程には一切の妥協がなくてもいいのかもしれません。