「器と家具」

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2021年のウッドショックは記憶に新しいものであり、その背景には各種事情があったことも思い出されます。

 

現在はナフサショックと言われる状況が発生しているようで、石油由来となる建築資材の入手には困難を極めている様子からも、実際の工期にも影響を及ぼしていることは現場から聞こえる実際の声になります。

 

それゆえ家具のお届け時期についても延期傾向にあるもので、ここには明確に器とそこに設置される家具との関係性が見えてきます。

 

当たり前のことなのですが、家具が設置される場所を確保できなければ受け入れ出来ないと言うことでしょうし、その空間にマッチするとの趣旨により家具を選定された経緯もあると思われます。

 

そのような流れからも、戸建て住宅においては家具選定よりも器となる建物の設計より着手することが一般的なようです。

 

一方の集合住宅においてはロケーションや価格はもちろんのこととして間取りは重要な選定基準になりますので、そこに設置される家具を優先させることは現実的に難しいとも思われます。

 

結果として多くの場合は器が先行することになりますので、少なくとも日本においては器に合わせた家具を選定することが一般的な順番となっていることが現実だとも思われます。

 

そのこと自体否定するつもりはありませんが、実際の生活は家具により成り立っている現実もありますので、家具の優先順位を少しばかり高める意識面は必要だろうと考えています。

 

理想となる生活を実現するために先ずは必要な家具を決めたうえで、それらにマッチする建物の設計に反映させることが理想形ですが、コスト高となる完全な注文住宅でもなければ難しいことも現実です。

 

それだけに仕方ない…になるとも思われるものの、少なくともソファにおいてはその大きさやスタイルにより家族での過ごし方に大きな影響を及ぼしますので、限られた条件下においてもこのことを意識することにより結果は良い方に出ることは間違いないだろうと考えています。

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