「大木(たいぼく)」

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先日は納品のために少々遠方まで出掛けたこともあり、少しばかり足を延ばして有名な神宮にも行ってみました。

 

さすがに小さな規模のいわゆる神社ではないことからも、参道の両側に立ち並ぶ大木の迫力には久しぶりに圧倒されたものです。

 

その厳かな雰囲気からも単なる風景から感じられるもの以上に心に響くものがあったもので、ある意味とても不思議な感覚でした。

 

当方は石川県の小さなローカルスキー場の麓で生まれ育ったこともあり、当然のように山々に囲まれた環境でした。

 

標高こそそれほど高くはなかったものの、記録にも残るような豪雪地帯ともあり小さな頃より雪とは触れ合う機会も多く、ウインタースポーツだけではなく冬季期間中は除雪のお手伝いも必然だったことも思い出されます。

 

北陸の雪は水分が多いことからもかなり重く重労働になるのですが、決して短くなかった玄関までのアプローチを綺麗に除雪し終えた時の快感も今でも思い出されます。

 

学校より帰宅して宿題に取り掛かることなく真っ先に除雪作業を行ったもので、何度も何度も同じ作業を繰り返すことにより徐々に綺麗な通路が顔を出すことに面白みを感じていたようにも思われます。

 

冬ですので日が暮れる時刻も早く、暗くなってもなお黙々と作業を続ける姿に両親からはそのくらいで止めるように声を掛けられたことも記憶に新しいものです。

 

思い起こせば、小学校に入学する前より黙々と工作することが大好きでしたし、何事にも没頭してしまう癖は今でも抜けることはありません。

 

とても不思議なことですが、このような小さな頃の思い出も鮮明に思い起こされるきっかけになったものが立ち並ぶ大木だったように感じ、何とも不思議な感覚を覚えています

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