「ソファ搬入」

「ソファ搬入」

一般家庭へのソファのお届け先は戸建てもあればマンションもあり、いずれにしても搬入面については充分な見極めが必要になります。

戸建ての場合は、ソファを設置することになるリビングルームが何階となるのかによって条件はずいぶんと変わってきます。

1階の場合は一部の特殊なケースを除き大きな問題となることは少ないものの、2階以上となる場合はほとんどにおいて階段上げは難しいと判断することになります。

その場合はアーム部分や背もたれ部分をノックダウン仕様としたり、2ピース仕様としたりと、階段上げが可能となるように極力小さくする必要が生じます。

それらを搬入後組み立てたうえでボディカバーを被せることになるのですが、ウッドフレームタイプにおいては構造的にそれも難しくなります。

もちろん一人掛けサイズにて製造したものを2台や3台並べてジョイントする方法はありますが、当然のように各々が独立した構造体となることからも全体としてパーツ数が増えることからも折角のデザイン性が損なわれることも否定できません。

従ってこのような場合は吊り上げ搬入となり、一般的には3階までを上限として手吊りにてその作業を行うことになりますので、クレーンのような重機を用いることがなければ比較的リーズナブルな費用で済みます。

しかしながらバルコニーやベランダ付の掃き出し窓ばかりでもなく、腰窓からの搬入となるケースも少なくないため、各々のケースに対応出来る経験豊富な業者に依頼することが大事になります。

マンションの場合はほぼ吊り上げ搬入の選択肢はなく、特に高層階においてはエレベーターサイズだったり間取りだったりと、戸建てとは別の条件面が加わってくることになります。

ソファに限らず家具選定においては室内への落とし込みから始めることになりますが、搬入面においても同時に検討することにより間違いのないベストなチョイスになるものと思われます。

「木質家具」

家具は家の中に設置される道具となりますので、当然のこととして室内の影響を多く受けることになります。

例えば、木部の露出が多い仕上げの中に設置する家具として、同じく木部を多用した家具の選択肢もあるものの、一方ではあえて木質ではない素材を用いた家具を設置する選択肢もあり得ます。

極端にウッディーな空間になることを避ける趣旨もありますが、基本的に木が好きな方にとっては木質家具にて揃えられるケースもあり、どちらも否定するものではありません。

比較的相談が多いものとしては、リビングの床材の樹種や色味に家具も合わせる方が良いのか…との内容があります。

無垢材のフローリングを用いるケースは少ないこともあり、またほとんどの場合は着色されていることからも、仮に樹種を合わせたとしてもまったく同じ仕上げとはならないものです。

仮にズバリ合ったとしてもそれはそれとして如何なものか…との判断もありますので、あえて違う樹種や仕上げをお勧めすることになります。

また、フローリングが木質だからと言って木質の家具にて揃える必要もありませんし、反対に大理石やタイル等の無機質な床材に有機質な木質家具を設置してはいけないとの法則もありません。

用いる素材のバランス面に留意しながら全体におけるテイストを統一させることは大事ですので、その中で比較的大きな表面積を占めるソファの選定には更に慎重になる必要があるでしょう。

張りぐるみソファの場合はモダンテイストに合わせやすいとか、デザイン性によるものの張地によっては設置場所を選ばないとか、一般的にはそのようイメージされているものと思われます。

一方のウッドフレームソファの場合はナチュラルな空間にマッチしやすいとか、意外と設置場所を選ぶとかの意識をお持ちの方も少なくありませんが、そのような概念を打ち消す存在がオーセンティシティソファとなります。

「造作ソファ」

ご自宅を新築されるにあたり、決して総数は多くはないものの、いわゆる造作ソファを希望される方も見られます。

一般的な置き型のソファにおいては、動線を確保しながら空間に対して適正なサイズやスタイルを図面中に落とし込みにて検討されることになります。

一方の造作ソファと言われるものは、例えば壁間にピッタリと納めるようなものや、下げ床リビングの3方向に腰壁を設けて、上から見るとコの字形となるような団らんスタイルもあります。

造り付けのベンチのようなスタイルになるのですが、住宅の場合は台座と言われるような台を建築工事にて造られることが多く、その上に座クッションや背もたれとなるクッションを設置することになります。

一般的には板座となることが多く、その場合はやはり座り心地は硬めでウレタンの潰れ代だけがクッション性となりますので、いわゆる底突き感を消すことは難しいものです。

このような仕様は以前のウッドフレームソファがそうでしたし、置き型の座クッションを取り外せば下地が見えることもあり、多くの場合はスノコ状のものを落とし込み設置することになります。

通気性は良いもののやはり板は板ですので、その部分にはクッション性がないことからも底突き感を排除することは出来ませんでした。

やはり板座の上にクッションを設置しただけでは良い座り心地を表現することに限界があり、更に板の上でウレタンが潰されることにより一切の逃げがないことからも劣化が早まることは避けようがありません。

それが一般的な造作ソファとも言えるかもしれませんが、オーセンティシティソファに初めて採用されたイタリア製の高耐久ウェビングテープを張り込んだ枠状のものを落とし込み設置することにて格段に座り心地が良くなるのです。

結果として、座り心地に大きな期待を寄せることが出来なかった造作ソファの幅も広がりましたので、このような選択肢も含めることにより家づくりは更に楽しいものになるのかもしれません。

「椅子張地」

椅子やソファに張られる生地のことは一般的に椅子張り地と呼ばれることが多く、それはカーテン地等とは違いある基準のもと丈夫につくられています。

イタリアの場合は耐摩耗性を示す数値としてマーティンデールなるブラッシング試験があり、最低でも15,000回転をクリアすることが一つの基準になります。

オーセンティシティソファに使用されるイタリア製の生地はすべてこの基準をクリアしているため、ラインナップされているすべての生地を安心して選定いただくことが出来ます。

比較的多い質問として張地の耐用年数があるのですが、これについては使用状況により大きく変化することもありお答えすることは難しいことが現実です。

もっとも耐用年数だけが張地の選定条件とはならないことが一般的ですので、これはそのうちのひとつの条件に過ぎないと考える方が結果としてベストマッチな選択ができるだろうとも考えています。

このあたりはペット事情とも通ずるものがあり、例えば爪に強いとの条件だけを重要視することは結果として本末転倒となることも少なくないからです。

ラインナップが多いだけに選定される張地により価格が相応に違ってきますので、そのあたりもひとつの選定条件に入ることは否めません。

そこで少なくない質問として、価格差による張地の違いについての説明を求められることになります。

価格が高いから良い生地だとか、その反対だからよくない生地だとか、少なくともオーセンティシティソファにラインナップされている生地にそのような説明は適正ではありません。

すべてにおいて相応に思い入れがある生地となり、総合的な視点にてそれらを選定しているからです。

一方では価格差に説明が付かないといけないだろうとも考えていますので、上位の価格帯では一般的に厚手となることからも長いスパンでの耐久性に優れているとは言えるだろうと考えています。

「真剣度」

一部の例外を除き、高額となる家具はクオリティも高く耐久性に優れています。

永く使用されることからも、一般的にはいろいろと比較しながら慎重に検討されるものと思われます。

当然のように現物を確かめるべく、メーカーショールームや取扱店舗に足を運ばれることになると思われ、そこではメーカーの方や販売員の方より製品についての説明を受けることになります。

おそらくですが、その説明の内容もさることながら、親身になって「家具選びのお手伝いをします」とのスタンスにも少なからず影響を受けるのではないでしょうか。

当然のようにお客様よりも製品に対する知識が豊富ともあり、ともすれば「教えてあげる」との意識になりがちかもしれませんが、このあたりは敏感に感じ取ることが出来るのだろうとも考えています。

このようなことは、例えばインテリアコーディネーターが施主様の方で最初に見付けられたメーカー製品についてご案内する際に少なからず見受けられるように感じています。

いろいろなメーカーとの関係性も背景にあり、少なくとも施主様より経験が豊富との無意識の意識が感じられることも少なくありません。

しかしながら、ご自身が永年使用される家具を探される施主様の方が真剣度は格段に上となりいろいろと勉強されていますので、我々も決して侮ることは出来ないものと常に肝に銘じることになります。

それだけに、真剣に勉強されているお客様に対してはそれ以上の知識と経験に基づいたベストな内容を提供することが必要になります。

そのように考えると、我々の知識も真剣に家具を探されているお客様より得ることが少なくないのかもしれませんので、親身になって対応することは常に心掛ける必要があるのでしょう。